【InterBEE 2013 TV】ディストーム 米NewTek社の新ラインナップ「TriCaster410」や現行製品の機能拡張モデルを初披露

2013.11.18 UP

「TriCaster 8000」をベースにしたスタジオセット

「TriCaster 8000」をベースにしたスタジオセット

「3Play 4800」

「3Play 4800」

ディストームブースの様子

ディストームブースの様子

 11月13日から15日までの3日間、千葉・幕張メッセで開催されるInter BEE 2013で、ディストームは、同社が取扱う米NewTek社の新ラインナップ「TriCaster410」や現行製品の機能拡張モデル「TriCaster 460」、「TriCaster 860」、「TriCaster 8000」、「3Play 4800」を出展した。ブースでは、「TriCaster 8000」を使ったTriCasterのプレゼンテーションなどを行った。

■ 新製品の「TriCaster」シリーズを展示
 今回国内初披露となった「TriCaster 410」は、同社のTriCasterシリーズのなかではエントリーモデルで、HD-SDI入出力のみサポートした4チャンネルのM/Eバスを持つ15チャンネル・プロダクションスイッチャーである。価格はコントローラ含んで248万円からとなっている。
 「TriCaster 460」は従来製品の「TriCaster 455」から、「TriCaster 860」は「TriCaster 855」からの機能強化版で、例えば"バーチャルカメラ移動"や"MIDIコントローラ対応"などが行われている。
 また「TriCaster 8000」も同様に機能強化が行われており、例えば、8M/Eバスを利用したリアルタイムレイヤー合成、4つまでのカメラ入力や素材を同時に合成できるスタジオセット、ライブアナグラフ3Dビデオの対応、Apple iPadアプリケーションなどからのリモートオーディオミキサーコントロール、MIDIコントローラ(USB接続)に対応、特に「SONYとパナソニックのネットワークカメラコントロールにも対応した(説明員)」と説明した。ブースステージでは「TriCaster 8000」をベースにしたスタジオセットを組み、MIDIパットを使ったスイッチングを行っていた。「MIDIパットを利用して割り当てたボタンを押すだけで簡単にスイッチングができるようになった。これでスイッチャーが使えない人でも、使えるようになった(説明員)」と説明した。

■ スローモーションリプレイを簡単に実現することができる「3Play 4800」
 米NewTek社の「3Play」は、スポーツ放送局や各スポーツリーグ、チーム、学校など、あらゆる現場でマルチチャンネルのHD/SD映像リプレイに利用することができる。「最近では、高校野球の地方予選やサッカーなど、地方で行われているスポーツ中継でスローモーションを使いたいというケーブルテレビ局様からの引き合いが多くなっている(説明員)」と説明した。また、「機材がコンパクトで移動しやすい点も評価されている(説明員)」と語った。

【ディストーム】
本社住所:〒102-0076 東京都千代田区五番町2-4 カサ・ド・タク 50B
URL:http://www.dstorm.co.jp/

「TriCaster 8000」をベースにしたスタジオセット

「TriCaster 8000」をベースにしたスタジオセット

「3Play 4800」

「3Play 4800」

ディストームブースの様子

ディストームブースの様子

#interbee2019

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