【NEWS】ソニービジネスソリューション 12K×2KのCrystal LEDディスプレイシステムをNTT ドコモ ショールームに納入 216個のユニットを湾曲型に配置し視聴者の没入感を向上
2018.9.2 UP
ディスプレイユニット「ZRD-1」の配置例(背面)。実際には216個をカーブ状に設置
144ユニットの設置イメージ
ソニービジネスソリューションは8月23日、NTTドコモのショールームに、12K湾曲ディスプレイを採用した「Crystal LEDディスプレイシステム」を納入したと発表した。
■ディスプレイユニット216個をカーブ状に設置
今回の導入は、NTTドコモのショールームのリニューアルに伴うもの。
「Crystal LEDディスプレイシステム」は、自社開発の微細ディスプレイユニット「ZRD-1」をカーブ状に216ユニット設置。12K×2Kとして、世界初のディスプレイシステムになる。各ディスプレイユニットに角度をつけて設置することで、108度に湾曲した横14.5m×縦2.7mのディスプレイが視聴者の視野を覆う形で、臨場感のある映像体験が可能。
■視野角180度 フレームレート120fps
ディスプレイユニットの「ZRD-1」は、画素ピッチ1.26mm。微細なLED素子の集積化で100万:1以上の高コントラスト比を実現。sRGB比140%の色域、10bitの階調表現、フレームレート120fps表示機能を持つ。視野角は、上下・左右、どの位置から見ても、ほぼ180度となっている。
ソニービジネスソリューションは、NTTドコモが提供する5G新サービス創出の取り組み「ドコモ5Gオープンパートナープログラム」に参加しており、5Gに関する各種協業をしており、2020年の実用化を前に注目を集めている次世代移動通信システム5G伝送による、低遅延で高精細な映像体験の実現をめざしている。
ディスプレイユニット「ZRD-1」の配置例(背面)。実際には216個をカーブ状に設置
144ユニットの設置イメージ