【Inter BEE 2014 TV】ヴィレッジアイランド　USB3.0対応ユニバーサルマルチスタンダード変調インタフェース「DTU-315」を展示　地上波、衛星、ケーブルTVすべての放送波に対応

　ヴィレッジアイランドはInter BEE 2014の自社ブースでDekTec社の新製品、ユニバーサルマルチスタンダード変調インタフェースDTU-315を展示した。USB3.0のインタフェースの変調器で、地上波、衛星、ケーブルテレビすべての放送波を送出できる。最大変調帯域幅は70MHzで4K放送にも対応する。
　同社取締役営業統括の平井静宣氏は「４K放送を含む全世界のほとんどのデジタル放送方式に対応する業界随一のポータビリティである。この点が関心を呼んで来場者からの引き合いも多かった。様々な放送方式向けのテスト信号発生器や自主放送向けモジュールとして使用できるほかデモンストレーションや研究開発ツールとしても最適である。従来製品に比べ大幅な小型軽量化を実現した点でも評価が高かった」と説明する。

　ブースではこのほか、自社製のHEVC・HDデコーダー、VH-2000やTHOMSON社のHEVC・HDエンコーダー、VS7000なども紹介した。
　VILLAGE FLOWを元に作られたHybridCasterは、ハイブリッドキャストの送出装置。一つの筐体のPCでウェブサーバー機能、マックス機能、データ放送のカルーセルジェネレーターといったすべての機能を備えている。
　フランスのwitbe社のロボット検査装置は、IPTV/OTTサービス向けビデオ監視ロボットで、ビデオの作動や課金などウェブサイト上の問題をモニタリング、解析結果をセンターサーバーで集計し、ログの結果を表示・検証する装置。