【NEWS】Inter BEE 2015の概要発表 ドローン屋外空撮デモや4K/8K特設ステージ、ラインアレイスピーカー体験デモなど内容充実の11月18日〜20日

2015.7.24 UP

23日に開催した出展者説明会

23日に開催した出展者説明会

出展申し込みは、過去最高だった昨年を上回るペース

出展申し込みは、過去最高だった昨年を上回るペース

新たにドローン空撮デモが開催

新たにドローン空撮デモが開催

Inter BEE Connectedも多彩なテーマが検討されている

Inter BEE Connectedも多彩なテーマが検討されている

 7月23日、東京・大手町のサンケイホールにおいて、Inter BEE 2015の出展社向け説明会が開催された。11月18日から20日までの3日間、千葉・幕張メッセで開催されるInter BEE 2015。昨年、大きな反響を呼んだラインアレイスピーカーの体験デモを、今回は3日間にわたり実施するほか、ドローンの屋外空撮デモを開催。また、会場内に4Kシアターを開設した「Asia Contets Forum」、放送・映像産業の明日を考えるInter BEE Connectedなど、昨年注目されたさまざまな企画がさらに内容を充実させて実施される計画だ。また、4K/8Kの最新状況、今後のロードマップを紹介した展示を会場エントランスの特設エリアで展開するなど、放送、映像業界の現状と未来を知ることができる催しとなりそうだ。

■新たにIPTVフォーラムが加わり、業界の34団体が協力団体に
 毎年、この時期に開催される出展者説明会は、Inter BEEの出展申し込みをした企業を対象に、開催トピックスの紹介や、出展者マニュアルや会場図などを説明する催し。説明会に続いて、展示会場の場所を抽選で決定する小間割抽選会を実施している。
 説明会の進行役として、日本エレクトロニクスショー協会 Inter BEE プロジェクトマネージャーの石崎芳典氏が挨拶に立ち、開催概要を説明した。
 開催日程は、11月18日(水)から20日(金)の3日間。幕張メッセを会場として実施する。主催は一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)。後援は、総務省、経済産業省、一般社団法人電波産業会(ARIB)、日本放送協会(NHK)、一般社団法人日本民間放送連盟(JBA)。運営は一般社団法人 日本エレクトロニクスショー協会(JESA)。
 協力団体は34団体。今年、新たにIPTVフォーラムが加わったことが石崎氏より報告された。また、海外の関連展示会とのパートナーシップでは、新たにprolight+sound広州、prolight+sound上海が加わり、17の展示会が相互にPR協力をする態勢となった。

■昨年の出展企業数を上回るペース
 昨年、Inter BEE 50回を記念する大会では、過去最多の977社が出展。来場者数も37,959名の参加となった。石崎氏は「今年もこの流れを続けていけるように、開催へ向けて引き続き邁進していきたい」と述べた。
 出展スペースは、幕張メッセの1−6ホール。現状ですでに1,620小間の出展申し込みを受け付けており、昨年の同時期(1,553小間、最終的には1,773小間)を上回る勢いだ。石崎氏は「現在でも引き合いをいただいており、最終的には昨年と同程度にはもっていきたい」と抱負を述べた。
 今年のInter BEEでは、総務省による4K/8Kのロードマップを紹介しながら開催していく一環として、中央のメインエントランスに4Kの実用放送、NHKによる8Kの実験放送の取り組みを紹介するスペースを計画している。

■国際会議場のセッションも充実
 展示に加え、毎年、会期中の3日間、国際会議場で開催している「Inter BEE Forum」は、18日の初日、基調講演に「4K/8Kロードマップ(仮題)」を、Inter BEE Connected 基調講演として「見逃し視聴」をテーマにした講演が計画されているほか、特別講演として「次のテレビサービスに期待される機能、役割とは何か(仮題)」とした講演が予定されている。2日目、19日に開催される「映像シンポジウム」では、「新たなコンテンツ制作の潮流〜データの可視化から視角化へ〜(仮題)」が、20日の「音響シンポジウム」では、「700M帯ワイヤレス移行の現状と今後(仮題)」が、それぞれ開催される予定だ。

■ドローンの屋外空撮デモが実現へ
 昨年、50回を記念して立ち上げた「INTER BEE EXPERIENCE」は、今年さらに内容を充実させて開催する。 昨年実施して大きな反響のあったラインアレイスピーカー体験デモを3日間(昨年は1日のみ)実施するほか、ドローンの空撮デモを屋外で実施する計画だ。また、国際会議場のコンベンションホールAで「Live Entertainment & Contents Technology Conference」と呼ぶ催しも計画中。

■動画配信、広告マーケティングなど重要テーマ目白押しのInter BEE Connected
 会場内のオープンスペースを用いて昨年開催し、多くの来場者を集めた「Inter BEE Connected」も昨年以上にスペースを確保して実施する予定だ。関連企業によるユニット展示やプレゼンテーション、さらに放送・通信の融合が進む現在の放送業界の最新状況に携わる関係者を一堂に集めてのセッションが予定されている。民放キー局がさきごろ発表した動画配信サービス「TVer」や、広告マーケティングについての話題、地方局のかかえる仮題、4K/8Kの最新事情など、業界で注目されている幅広いテーマがラインアップされる予定だ。
 Asia Contents Forumは新たに「Asia Contents Forum 4K Theater」として、3日間、次のようなセッションが予定されている。18日「Powered by TBS DigiCon6 Asia」、19日「JPPA DAY」、「Creators Night」、20日「Woman's Session」
 このほか、同時開催として、「第52回民放技術報告会」(18日ー20日)、「第3回Japan Post Production Conference」(18日)、「全映協フォーラム2015」(19日)が予定されている。

 さまざまな切り口で放送、映像、音響、通信の最前線の機材が一堂に集まり、同時に、最前線を走る人々が集まり、最新の情報が交換されるInter BEE 2015。もはや1日ですべてを見ることは不可能であり、今から日程を抑えておいていただくことをおすすめする!

23日に開催した出展者説明会

23日に開催した出展者説明会

出展申し込みは、過去最高だった昨年を上回るペース

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新たにドローン空撮デモが開催

新たにドローン空撮デモが開催

Inter BEE Connectedも多彩なテーマが検討されている

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#interbee2019

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