【NEWS】米放送局WRCが気象観測中継車にATEMスイッチャーを搭載 米AMTが中継車製作を担当

2013.8.16 UP

WRCの気象観測用中継車
ATEM Television Studio スイッチャー

ATEM Television Studio スイッチャー

ATEM Television Studio スイッチャーのソフト・コントロール画面

ATEM Television Studio スイッチャーのソフト・コントロール画面

 米アクセラレーテッドメディアテクノロジーズ(AMT)社は、ワシントンDCの放送局WRCに気象観測用中継車を製作した。機器提供のブラックマジックデザインが発表した。
 AMTは米国の大手ENGおよびSNG車両メーカー。ライブスイッチング用のシステム設計や、ニュース、気象情報取材用カメラシステムなども構築している。
 WRCの新車両「ストームチーム4×4」は、フロント部に設置したライブ用および、POV用、約9メートルのマストに設置された360度撮影用のカメラ3式を搭載する。車両後部にはグラフィック用の大画面用モニターのほか、レーダーや風速計などの気象設備を備える。車両はシボレーのディーゼル式フルサイズバン。
 車内には、ATEM ATEM Television Studio スイッチャーを組み込んだワイヤレスロボットコントロールシステムで、PCやiPadなど最大4系統カメラやグラフィックを切り替える。ドライバーは悪天候時の運転中でも、4つのトリガーが付いたダッシュボードコントロールでスイッチングできる。
 ATEMのSDI/HDMI入力および、筐体が小型で低消費電力な点が役立ったという。

ATEM Television Studio スイッチャー

ATEM Television Studio スイッチャー

ATEM Television Studio スイッチャーのソフト・コントロール画面

ATEM Television Studio スイッチャーのソフト・コントロール画面

#interbee2019

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