【Inter BEE 2012】日立国際電気 V-Lowマルチメディア送信機で90Mhz-108Mhz帯のデジタルラジオ放送をデモ 電力増幅器の小型・高性能化を実現
2012.11.20 UP
日立国際電気は、V-Lowマルチメディア送信機を出展。アナログテレビ放送の跡地を利用した新しいデジタル放送システムだ。デモでは、VHFの1-3チャンネルに相当する90MHz-108MHzの帯域で新たなAM-FMラジオのデジタル放送、道路情報、防災情報を行う展示をしている。400Wの電力増幅器(PA)を3台使用し、1.2KWまで増力して放送している。地上デジタル放送の当時では、同じサイズで300Wの大きさでファンを内蔵できなかったが、今回のPAは、小型化が実現しファンを内蔵し、1個のPAで400Wを実現している。