【NEWS】シグマ フルサイズデジタル対応超広角ズームレンズなど3製品を発表 同社初のシネマレンズ「High Speed Zoom Line」も披露 Inter BEE 2016にも初出展へ
2016.9.27 UP
Photokinaのシグマ ブース
レンズマウントコンバーター「MC-11」などの展示コーナー
「High Speed Zoom Line」などレンズのラインアップを展示
シグマは、9月20日から25日までの6日間、ドイツ ケルンメッセで開催したPhotokina(フォトキナ)2016において、フルサイズデジタル対応超広角ズームレンズ「SIGMA 12-24mm F4 DG HSM | Art」(上写真)を発表した。
さらに、同スペックでは破格の12群14枚というレンズ構成により、5,000万画素以上の超高画素デジタル一眼レフカメラに対応する高い解像力を実現した「SIGMA 85mm F1.4 DG HSM | Art」、そして、Sportsラインのフラッグシップ機として防塵・防滴性能の強化、手ブレ補正OS機構搭載、テレコンバーター対応、AFファンクションスイッチ、第6世代の超音波モーターHSM採用などの最新技術を投入した「SIGMA 500mm F4 DG OS HSM | Sports」と、計3本のレンズを発表した。
IBC2016のタイミングで発表された、SIGMA CINE LENSの専用コーナーも設けられた。
また今年4月に発売され人気のキヤノンEF<-ソニーE/シグマSA<-ソニーEマウントへのレンズマウントコンバーター「MC-11」などの展示コーナーも設けられていた。
シグマは9月7日に、同社としては初の映像制作用交換レンズ「SIGMA CINE LENS」を発表し、映像機器市場への参入を表明している。
第一弾として、ズームレンズ2旗手を日本と米国で先行発売する(PLマウント除く)。また、2017年以降は、ズームレンズ1機種、単焦点レンズ5機種を市場展開していく予定。11月16日から18日まで幕張メッセで開催されるInter BEE 2016にもブースを設ける(映像制作/放送関連機材部門 /ホール3 /3504)ため、同ブースでの出展も期待される。
発売予定のシリーズ「High Speed Zoom Line」は、ズーム全域でT2の明るさを実現。6K~8Kクラスの高解像撮影に最適な最高レベルの光学性能を発揮するハイスピード・ズームレンズ。「コンパクトネスと、桁違いの価値を両立させた革新的なシネマズーム」という。
Photokinaのシグマ ブース
レンズマウントコンバーター「MC-11」などの展示コーナー
「High Speed Zoom Line」などレンズのラインアップを展示