【Inter BEE 2015 TV】ソニー 4K/HD制作機器やHDR制作をテーマにした展示、IPを活用したライブソリューションシステムなど多彩な提案
2015.11.20 UP
ソニーは、「Beyond Definition その先へ、ソニーとともに」をテーマに出展。HD、4Kの制作機器を展示。展示内容は2つの軸からなり、4K/HD制作機器と、HDファイルベース機器に関する製品ラインアップを展示している。
表現力を強化するための技術HDR(ハイダイナミックレンジ)に対応した商品群やワークフローを紹介するエリアでは、撮影機器のHDC4300をはじめ、マスターモニターのBVX300によるHDR制作をテーマにした展示をしている。また、ブースの奥にあるコーナーでは、HDR映像とSDR映像の比較ができる。今年のNABで発表されたHDC4300は、4Kライブ撮影に加えHDRにも新たに対応。HD制作環境では8倍速スロー撮影も可能になっている。
ソニー製品によるライブシステム機器の展示コーナーでは、スタジオ、中継車での利用を想定したネットワークメディアインタフェースを介したライブソリューションシステムをデモしている。伝送にIPを用いて制作システム全体をネットワーク上で一元管理する「ネットワークプロダクションプラットフォーム」などの新しいソリューションを提案。従来はSDIを4本使用して接続していたが、ネットワークケーブル1本で構築できるようになっている。
カメラコーナーでは大判センサーカメラの豊富なラインアップも展示している。新たにPXW-FS5を出展。ドローンに装着した展示により、小型軽量で取り回しの良さをアピールしている。