【NEWS】GUNCY'S CGアーティストのためのクリエイティブ講座、トレーニングサービス「CG BOOSTER」を開始 ハリウッドのクリエイターなどを講師に企業向け個人向けなど多彩なカリキュラム
2016.6.29 UP
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ウォルト・ディズニー・アニメーションスタジオのトップモデラーとして活躍した糸数氏
デジタルコンテンツ関連のソリューション開発を主業務とするGUNCY'S(グンシーズ)は、ハリウッドで活躍するアーティストを講師に迎えたクリエイティブ講座やトレーニングのサービス「CG BOOSTER」を開始すると発表した。
「CG BOOSTER」のねらいについて、GUNCY'Sの野澤徹也社長は、次のように説明する。
「CGの制作技術や環境は日々進化する一方、今後予想される市場の拡大に伴う人材不足やスキルアップの必要性に対応するためには、実務に対して実効性が高いカリキュラムに基づいた教育やトレーニングが急務であると考えた。今後、世界市場もターゲットにするために、世界に通用するスキルを持つクリエイターを輩出すること、スターを生み出していくことを目標とする」。
具体的には、講師として、世界の第一線で活躍する日本人アーティストを中心に招聘。
サービスは企業向けと一般受講生向けの2つのタイプを用意。企業向けサービスでは、クライアント企業が抱えている本質的な課題をヒアリングし、実効性の高い講座内容をカスタムメイドで企画するという。また、一般受講生向けサービスでは、オンラインによるeラーニング講座を中心に提供する。一般受講生向けサービスの受講料は、協賛企業からの支援等により受講者負担を軽減し、安価に設定するという。
同事業には、元ウォルト・ディズニー・アニメーションスタジオのトップモデラーとして知られる糸数弘樹氏がスーパーバイザーとして参加する。
糸数氏はハリウッドの制作スタジオで20年以上のキャリアを持ち、ディズニーでは『塔の上のラプンツェル』『アナと雪の女王』をはじめとする多くの作品に参加。現在、人材の育成に取り組むためディズニーを退職し、カリフォルニア州立大学などで教鞭を執る。
同事業の一環として7月13日に学生、教職員向けのセミナーを開催する。
CG映像業界を目指す学生を対象にしたもので、CG-ARTS協会と、芸術家学会との合同企画となる。
日本のクリエイティブ教育との違いや、CGアーチストが学ぶべきこと、備えなければならない能力などを伝えていく。
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ウォルト・ディズニー・アニメーションスタジオのトップモデラーとして活躍した糸数氏