【NEWS】体験型アート展『TOKYO ART CITY by NAKED』で狂言とLEDダンスパフォーマンスの共演 ネイキッド村松代表が総合演出を担当
2017.8.22 UP
パフォーマンスの中で、互いに交わっていく伝統と先進が融合したステージ
野村万蔵。伝統を継承する一方、 流儀の垣根を越える公演や新作狂言発表など他ジャンルとのコラボレーション にも数多く参加
SAMURIZE。実力派ダンサーによるLEDの光の演出とダンスに特化されたパフォーマンスチーム
ネイキッドは8月15、16日の二日間、東京ドームシティにあるGallery AaMo(ギャラリー アーモ)において、日本の伝統芸能である狂言と現代のダンスを融合させたパフォーミングアートを開催した。これは、 6月16日から9月3日まで、同会場で開催されている体験型アート展『TOKYO ART CITY by NAKED』の催しの一環。『野村万蔵×SAMURIZE from EXILE TRIBE×村松亮太郎』と題し、 狂言和泉流野村万蔵家九代目当主の野村万蔵と、 EXILEのリーダーHIROがプロデュースするLEDダンスパフォーマーSAMURIZE from EXILE TRIBE(以下SAMURIZE)の初のコラボレーションを、ネイキッド代表の村松亮太郎代表が総合演出を担当した。8月21日に、同パフォーマンスのダイジェストムービーがYouTubeで公開された。
『TOKYO ART CITY by NAKED』は、新宿の高層ビル群や渋谷のスクランブル交差点、 秋葉原の雑踏やお台場のレインボーブリッジなど、東京を象徴する8スポットを巨大模型にしてコラージュし、約100台のプロジェクターによるプロジェクションマッピングなどによる光と映像の演出で表現したもの。730平米(テニスコート261平米の約2.8倍)と広大な展示スペースを駆使して東京の過去・現在・未来が体験できる。
15、16日に開催したパフォーミングアートでは、上記の展示のうち、渋谷スクランブル交差点エリアをステージとして、 狂言の舞と現代のダンスが融合する伝統と革新のパフォーミングアートが繰り広げられた。
今回は日本の伝統芸能の舞事の一つである「三番叟」(さんばんそう)をもとに、演出が施されている。野村万蔵の舞にあわせて、中世の東京から現代の東京へとタイムスリップするような空間演出や、SAMURIZEと狂言の舞とのコラボレーションや、衣装にLEDを用いた演出など、古来の伝統芸能と現代のダンスパフォーマンスの共演を、都市をかたどった舞台空間で光りを駆使した演出によって盛り上げた。
野村万蔵の衣装は、舞に合わせてLEDが光る工夫がなされている。LDH JAPANとの共同制作で今回のパフォーマンスのために特別に制作された。
【TOKYO ART CITY by NAKED】
日程:2017年6月16日(金)~9月3日(日) ※会期中無休
時間:10:00~20:00※最終入場は閉館30分前
場所:東京ドームシティGallery AaMo
住所:東京都文京区後楽1-3-61 東京ドームシティ クリスタルアベニュー沿い
入場料(税込):<当日券>大人1,600円、 中人(中高大学生) 1,400円、 小人(小学生) 900円、未就学児無料 (単独入場不可)
編集:Inter BEE 2017 ニュースセンター
パフォーマンスの中で、互いに交わっていく伝統と先進が融合したステージ
野村万蔵。伝統を継承する一方、 流儀の垣根を越える公演や新作狂言発表など他ジャンルとのコラボレーション にも数多く参加
SAMURIZE。実力派ダンサーによるLEDの光の演出とダンスに特化されたパフォーマンスチーム