【Inter BEE 2014 TV】日本ビデオシステム　国産初の無線対応レンズコントロール装置を発表　4Kカメラ対応のボックスレンズ装着アダプタ、1人で2カメ操作可能なライブスイッチャーなども出展

　日本ビデオシステムは、同社の新製品、ブロードキャストモーションコントロール「BM-W3」を出展した。これは、B4レンズとPLレンズの両方に対応する外部で制御用モーターリモートコントローラーだ。国産では初という。
　特徴は、7ヵ所の位置記憶ができる点にある。これにより、ドラマのリハーサルなどで、レンズのフォーカス位置を記憶させ、本番においてワンタッチでレンズフォーカスを送ることができる。各レンズに応じたギアを装着すれば、フォーカスリモコンだけでなく、ズームリモコンも同時に駆動する。無線のコントローラーも用意され、フォーカス、ズーム、アイリスのそれぞれを別個に手動・無線のいずれかに切り替えるといった設定もできる。スタジオカメラにも対応する。
　「4K＋X 光カメラアダプタLS-750GTS」は、各社のカメラにボックスレンズを装着し、光伝送装置、新開発のOLEDビューファインダーがセットになったユニット。ボックスレンズを装着することで、4Kカメラ、HDカメラでの高倍率撮影が可能になる。また、あらゆるカメラでスタジオ撮影のシステム構築が可能になる。
　HDスーパーライブスイッチャー「VSE200HD」は、一人で2カメができる製品。HD対応。フレームシンクロナイザー搭載。オバーラップ、カット操作が可能。レコーダー出力端子も2つ付いているのでメインとバックアップVTRの収録もできる。

【日本ビデオシステム】
本社：愛知県津島市古川町3-88
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