【NEWS】キヤノン 防振性能を強化し新型ドライブユニットを搭載したHDTV放送用ポータブルズームレンズ「HJ40e×10B」「HJ40e×14B」を発売 倍率40倍、防振性能を強化
2016.8.24 UP
HJ40e×10B
HJ40e×14B
キヤノンは8月23日、HDTV放送用超高倍率ポータブルズームレンズ「 HJ40e×10B」「HJ40e×14B」の2製品を発表した。
現行機種(「HJ40×10B」「HJ40×14B」2001年9月発売)と比べ、防振性能を強化。新型ドライブユニットを搭載し40倍の倍率を実現している。発売は「HJ40e×10B」が2016年12月下旬、「HJ40e×14B」が2017年2月下旬を予定している。
約15年の販売実績を持つ「HJ40×10B/HJ40×14B」の光学性能を継承。 キヤノン独自のシフト式光学防振機構を搭載し、揺れの少ない滑らかな映像の撮影を可能にしている。 風や振動によるレンズの揺れと、パン・チルト操作による揺れを高速に識別し、パン・チルト操作時でも違和感を抑えたフレーミングができるようにしている。また、パン・チルト操作を停止したときに意図しない補正を行う「揺り戻し」も軽減しており、揺れの少ない滑らかな映像が撮影できる。
新型のドライブユニットには、ズーム・フォーカス・アイリス位置情報を正確に検出する高性能の小型エンコーダーを内蔵し、画像の合成などで高精度な位置情報が必要なバーチャルシステムへ出力する。
広角端から望遠端までの全域でズーム速度を従来機種に比べ約20%高速化し、最高速度1.2秒を実現し、撮影者はフレーミングをより早く行うことが可能になった。
HJ40e×10B
HJ40e×14B