【Inter BEE 2013】東芝 新テレビマスターシステムを4つのコンセプトで展示 業務用4K UHDモニターのプロトタイプも出展
2013.11.14 UP
東芝(ブース:8524)は、新テレビマスターシステムとして4つのコンセプトをもとにラインアップを一新した設備を展示している。
スマート・チェック・テクノジーのコーナーでは、運用者・監視者にやさしいアプリケーションを提供することを念頭にしたデモを実施。
リアルタイム コントロール&セーフティのコーナーでは、これまでARCnetをベースとしていた制御ネットワークをEthernetで構築している。
フレキシブル・アーキテクチャーのコーナーでは、システム全体のフレキシブル性を高めると同時に、一つ一つのアプリケーションのフレキシブル性も追求している。
グリーンテクノロジーのコーナーでは、さまざまな機器を一新し、ハードの消費電力が40%に、システム全体のスペースで30%の省スペース化を実現している。
東芝ブースではこのほか、明所コントラストに優れ、Adobe RGB 99%の色域を実現したハイエンドクラスの業務用4K UHD モニター「TUM-32PRO1」のプロトタイプを参考出展している。同製品は、12月下旬から発売する。フルHDの4倍の画素(3,840×2,160)を持つ高精細4Kパネルを搭載。自社開発の映像技術を駆使した超解像技術により、フルHDなどの4Kに満たない画像を緻密な4K画像に再現する。
パネルに高性能低反射フィルムを採用することで、画面への映り込みを軽減し、明所コントラストに優れた自然な映像で映し出す。
液晶テレビ事業で培ったさまざまな高画質化技術などを搭載しており、広告、デザイン、カタログ作成、写真・映像編集などの制作現場や、服飾、医療など、自然な高精細映像表示を必要とするシーンにおいて幅広く利用可能。