【NEWS】フィルムコミッションの協力による京都のロケ地データベース「ロケスポット京都」が試験運用開始　検索・問い合わせの流れを円滑化し産業・観光活性化へ

　NPO法人 映像産業振興機構（VIPO）と京都府は1月22日、京都府内の市町村・フィルムコミッションの協力により、京都府のロケ地をデータベース化し、検索、問い合わせや、一般からのロケに適した情報の募集を行うサイト「ロケスポット京都」の試験運用を開始した。本格運用は3月を予定している。一元的に紹介することで、より早く・便利に提供する。 総掲載件数は380件。寺院・神社、公園、自然風景、各種施設、店舗など。今後、随時追加していき、3月の本格運用時には500本程度に増やしていく。
　「ロケスポット京都」の利用や問い合わせは、すべて無料だが、ロケ地でのロケハンや撮影時に料金設定をしている場合もあるという。
　ロケ地の検索はフリーワード、カテゴリー、エリアで検索が可能。今後は、利用実績などを掲載していき、京都産業の活性化、観光資源としての活用を進めていく。現時点では日本語版のみとなりますが、将来的には外国語での表示も検討するという。
　なお、サイトでは、京都府内のフィルムコミッションとともに、関西の他府県のフィルムコミッションのリンクも紹介している。VIPO京都事務所によると、「『ロケスポット京都』自体は京都府内のロケ地データベースだが、これを活用してもらうことにより府内の各市町村・フィルムコミッションにおいてロケ誘致が活性化し、近畿圏での連携などに繋がれば」と話している。

【サイト上でリンクのあるフィルムコミッション】
　＜京都府内のフィルムコミッション＞
　京都市フィルム・オフィス
　舞鶴フィルムコミッション
　天橋立フィルムコミッション
　京丹後市（ロケ支援）
　＜関西のフィルムコミッション＞
　 滋賀ロケーションオフィス
　 大阪フィルム・カウンシル
　 神戸フィルムオフィス
　 姫路フィルムコミッション
　 きのさきフィルムコミッション
　 フィルムコミッション・奈良県サポートセンター