【After NAB Show】富士フイルム アカデミー規格に準拠の現場用デジタル色管理システム「IS-100」、「IS-mini」を出展 永年のフィルム色管理技術を応用
2013.5.23 UP
「IS-100」を制御するiPadの操作画面
富士フイルムは、5月31日に東京・秋葉原の富士ソフト アキバプラザで開催される「After NAB Show Tokyo 2013」において、 イメージプロセッシングシステム「IS-100」、「IS-mini」を出展する。
ISシリーズは、米国・映画芸術科学アカデミーが策定した色管理に関する「ACES規格」に準拠した、初のデジタル映像撮影現場向け色管理システム。富士フイルムが映画フイルムや写真・印刷分野で培った色再現技術とカラーマネージメント技術を応用し、デジタルシネマカメラの撮影現場での、高精細な色調整及びプレビューを実現した。
IS-100は、画像処理を実施する本体部分。iPadをコントローラーにし、撮影映像の色味や彩度、コントラスト等を直観的な操作で簡単に調整できる。IS-miniは、複数のカメラで撮影する際、複数の異なったモニター環境でも、色味等の調整を行った最終映像を確認できる。
同製品はすでに国内で利用が進んでおり、映画「脳男」(2013年2月9日より全国東宝系公開)でも採用された。
【After NAB Show Tokyo 2013について】
世界最大の放送業界のイベント「NAB Show」の出展企業約20社が参加し、NABにおける出展内容のセミナーと製品展示を行う。「The 1st After NAB Show Tokyo 2013」が、5月31日(金)、東京・秋葉原の富士ソフト「アキバプラザ」を会場に開催いたします。4月8日から11日に米・ラスベガスで開催されたNAB Showの主催団体、NAB(National Association of Broadcasters)の公認イベントとしては、日本で初の開催。
また、ジャーナリストの石川幸宏氏、映像新聞 論説委員の杉沼浩司によるNAB Show 2013対談や、 映像制作のプロによる、映像機器・ツールに関する情報配信「MOV!」の公開イベントも開催する。MOV!では、NAB Show 2013での各社の出展状況などをもとに、映像制作の今後のトレンドを分析する。
(概要)
名称:「The 1st After NAB Show Tokyo 2013」
主催:NAB 日本代表事務所
運営:一般社団法人 日本エレクトロニクスショー協会
協賛:富士ソフト株式会社。
参加費:無料
事前登録サイト:http://www.jesa.or.jp/afternab/#block05
(展示会は当日参加登録も可能です。また、セッションは満席の場合、当日参加できませんので、事前登録をお勧めします)
参加企業(23社、50音順・敬称略):アスク、アドビシステムズ、アビッドテクノロジー、ヴィレッジアイランド、HGSTジャパン、エーディテクノ、オートデスク、キャムキャスト7、キヤノンマーケティング、共信コミュニケーションズ、クローク、ジャパンマテリアル、西華デジタルイメージ、ディストーム、フォトロン、富士フイルム、ブラックマジックデザイン、平和精機工業、報映産業、マトロックス、メディアトラバース、ランサーリンク、ローランド
「IS-100」を制御するiPadの操作画面