【Inter BEE 2014】アイ・ディ・ケイ 新製品のデジタルビデオアナライザ「GF-100」を出展 4K60p対応HDMI 2.0分配器や延長期を参考出展
2015.1.16 UP
デジタルビデオアナライザ「GF-100」
4K60p対応HDMI 2.0光ファイバーケーブル延長期「OPF-TH2500/RH2500」
アイ・ディ・ケイ(本社:神奈川県大和市)は、Inter BEE 2014の自社ブースで、新製品のデジタルビデオアナライザ「GF-100」を出展 4K60p対応HDMI 2.0信号分配器「VAC-3000HD-A」や4K60p対応HDMI 2.0光ファイバーケーブル延長期「OPF-TH2500/RH2500」を参考出展した。
(上写真=4K60p対応HDMI 2.0信号分配器「VAC-3000HD-A」)
■ 現場で機器のチェックが簡単にできるHDMI/DVIデジタルビデオアナライザ「GF-100」
デジタルビデオアナライザ「GF-100」はデジタルAVシステムの障害切り分けに利用するHDMI/DVIデジタルビデオアナライザ。価格は18万円(税抜き)。デジタルビデオアナライザ「GF-100」は、ソース試験、シンク試験、ケーブル/伝送路試験およびソース機器とシンク機器間のDDCモニタなどができる。例えば、デジタルカメラや再生機器のソース機器からのHDMIケーブルをGF-100のソース試験端子に接続し、メニューから「SOURCE STATE」を選択するだけで、映像の解像度、フレームレート、HDCPの有無、色深度、色空間、アスペクト比、音声のチャンネル数、サンプリング周波数などの情報を表示し、チェックすることができる。またモニタなどのシンク機器に接続した場合、解像度やHDCPの有無などの機器のスペックが表示される。「プロの機器でもHDMI対応製品が多くなってきており、現場で機器のチェックが簡単にできる。万が一何らかのトラブルが発生した場合でも、原因の切り分けに使って頂ける」(説明員)という。
■ 4K60p対応HDMI 2.0信号分配器や延長期を参考出展
アイ・ディ・ケイでは、4K対応製品として、4K60p対応HDMI 2.0信号分配器「VAC-3000HD-A」や4K60p対応HDMI 2.0光ファイバーケーブル延長期「OPF-TH2500/RH2500」、4K60p対応HDMI 2.0ケーブル補償器「VLC-30HD-A」、4K60p対応HDMI 2.0 KVM光ファイバーケーブル延長期「KVM-T01/R01」を参考出展した。
「VAC-3000HD-A」は、音声D/Aコンバータ付きHDMI2.0信号3分配器。既存製品であるHDMI信号3分配器「VAC-3000HD」の後継機で4K60pに対応する。サポートする機能は、デジタルケーブル補償機能、アナログ音声変換出力機能、EDIDエミュレート機能、HDCP対応。「OPF-TH2500/RH2500」は、4K60p対応HDMI 2.0光ファイバーケーブル延長期で、非圧縮・無加工伝送、品質劣化無し、RS-232c・LANの双方向通信、パススルーによるHDCP/CEにC対応し、SFPモジュールの選択で150m、1.4kmまで延長が可能だ。「VLC-30HD-A」は4K60p対応HDMI 2.0ケーブル補償器で、入力側のTMDS信号をイコライジングし、ケーブルによる信号の劣化を自動で最小限に抑えることができる装置。既存製品の「VLC-30HD」の4K60p対応製品。「KVM-T01/R01」は4K60p対応HDMI 2.0 KVM光ファイバーケーブル延長期。デュアルリンクDVI(2系統)とDDC2B/EDIDをサポートし、シングルモード光ファイバーで40kmまで延長可能だ。また、音声はAES3またはS/PDIFに対応し双方向音声伝送をサポートする。
今回4K60p対応として参考出展となっているが、「HDMI 2.0には対応しているが、現在、4K/60p(4:4:4)/HDCP 2.2を検証中で、HDCP2.2に対応が完了した時点でリリースする予定」(説明員)という。
【アイ・ディ・ケイ】
本社住所:〒242-0021 神奈川県大和市中央7-9-1
(※2014年11月19日〜21日、幕張メッセで開催したInter BEE 2014の出展内容のレポートです)
デジタルビデオアナライザ「GF-100」
4K60p対応HDMI 2.0光ファイバーケーブル延長期「OPF-TH2500/RH2500」