【NEWS】ソニー ウィンブルドンで4K実験収録 ”4K技術”をアピールするキャンペーンCMも

2013.7.3 UP

爪にメッセージが書き込まれている
ソニーの4Kテレビ

ソニーの4Kテレビ

 ソニーはBBC、EBU(欧州放送連合)と提携し、ウィンブルドン選手権の初日、6月24日の模様をF55(2台)とNEX-FS700(1台)を持ち込んで試験的撮影を行った。試験撮影場所は、センターコートと1番コート。撮影フォーマットはRAW 4KでAXS-R5レコーダにカメラから直接記録された。この4K映像は、ウィンブルドン開催期間、会場にあるソニーの”4Kエクスペリエンスゾーン”にて視聴できるようになっている。
 ソニーヨーロッパでは、ソニーの4K映像技術をアプローチするキャンペーンCMを英国でウィンブルドン選手権から開始した。英国では、ソニーの最新4K UHD TV(BRAVIA 55X9/65X9)を同じく6月24日に発売する。 
 CMでは、ソニーが“マイクロタイジング(Micro+adverttizing=マイクロ広告)”と呼ぶ手法で、ソニーの4K技術をアプローチしている。映像は、英国で人気のテニスプレイヤー、アン・コウサボング選手の爪先、スコートの折端、靴ひもなどに、小さなソニーロゴと4K Ultra HDの文字を見つけることができる。実は、これらのほかにも隠されているという。CMの素材はソニー4Kカメラで撮られており、ソニーの4K UHD TVで見れば、これらマクロ広告もはっきりと判ることをアピールしている。今回のCMはアン選手が試合で勝ち進む限り放送する予定。
 ソニーヨーロッパでは、今後もメジャーなスポーツ大会開催を狙って4K放送技術のイノベーターであることをアプローチするCMを展開していくという。 
 ソニーは2011年のウィンブルドン大会でBBCとともに3D放送を行っており、以前からBBCと提携して先端放送技術を試みている。今回の大会はBBC、Canal+、ESPN、NovaとSkyイタリアが3D中継放送を行っている。

ソニーの4Kテレビ

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