【NAB Show 2013】ソニー 4Kマルチビューテクノロジーを参考出展
2013.4.10 UP
ソニーは、NAB Show2013の自社ブースで4Kマルチビューテクノロジーを出展している。
プロトタイプ。4K84インチのディスプレーを用いて複数映像ソースを同時に出力する。外付けの映像プロセッサー。汎用PCに12本の映像信号を最大6本のHD映像信号を出力できる。「映像視聴の方法を提供する」ということで、ユーザーがマウスを用いてオリジナル画面をドラッグして映像を選択し、拡大縮小ができる。
デモでは、3つのテンプレートを紹介。
1)同時に6つのサッカー中継を常に6つの小さい表示エリアに映し出し、そこから任意の番組を選んで拡大エリアで視聴する。
2)1つのサッカーの試合に関して、より詳しく見るためのもの。4Kカメラを2台使用して撮影したグラウンド全体を表示し、そこからマウスで任意のエリアをバーチャルカメラとしてカットアウトすることで、大きい表示エリアに拡大表示できる。さらに、テレビの一般の放送、ウェブの関連サイトを同時に表示し、任意の画像を拡大して視聴する。
3)マルチビューの技術を教育・ビジネス用に活用した例。複数の映像ソースやパワーポイント、フラッシュ、ライブ映像などを小さい表示エリアに映し出し、授業や会議で適宜、大きい表示エリアに呼び出す。