【Inter BEE 2014】ウェブテクノロジ　ハイブリッドキャスト向けのPSDファイル変換ソフトやARIB対応のデータ放送用画像最適化ツールを展示・デモ

　ウェブテクノロジは、11月19日（水）から21日（金）までの3日間、千葉・幕張メッセで開催されるInter BEE 2014に初めて出展する。Inter BEE 2014のブース（ブース番号：6206）では、PSDファイル変換ソフト「CrossPSD for Hybridcast」を中心に、クリエイター支援ツールの展示・デモを行う。
　ウェブテクノロジの販売会社であるウェブテクノロジ・コムでセールス・コミュニケーション部リーダーを務める上野俊訓氏は「当社の代表的な製品である画像最適化ツール『OPTPiX imesta』シリーズで、モバイルアプリやゲーム、Web業界で圧倒的な支持を得てきた。ハイブリッドキャストコンテンツ制作の現場でも、ウェブテクノロジの画像技術を使って、クリエイターの作業を支援できることをInter BEE 2014でアピールしたい」と語る。

■PSDファイルをハイブリッドキャストコンテンツに自動変換
　今回の出展の目玉となるのが、ハイブリッドキャストコンテンツ制作の手間を減らすツール「CrossPSD for Hybridcast」だ。デザイナーがPhotoshopで制作した画面デザインから、レイヤーごとに画像などを切り出し、座標や効果を設定したHTML5ファイルを自動的に生成する。
　ウェブテクノロジ R&D部 マネージャの西田雅紀氏は「様々なコンテンツで、デザインを実装する際の現場の労力や負担はかなり大きい。これを自動化して効率化するためにCrossPSDを開発していた。そうしたときに、ある放送局からCrossPSDの機能に対する要望があった。まずハイブリッドキャスト向けに製品化を進め、Inter BEE 2014の出展にこぎつけた」と製品開発の背景を語る。
　CrossPSD for Hybridcastは現在開発中の製品で、試用版を準備中とのこと。ブースでのデモのほか、ホール2のプレゼンルームではCrossPSD for Hybridcastの実演、紹介を行う。20日（木）と21日（金）のいずれも13:00〜13:30に開催する。
　
■ARIB対応で軽量・高品質なデータ放送用画像を最適化
　ウェブテクノロジのブースでは、OPTPiX画像最適化技術を使ったソフトウエア「OPTPiX imesta 7 for Digital Broadcast」も展示する。OPTPiX画像最適化技術は、きれいなままに画像のデータ容量を圧縮する技術で、ゲームやモバイル向けのコンテンツ制作に多く使われている。「OPTPiX imesta 7 for Digital Broadcast」はそのデジタルデータ放送向けの製品である。
　デジタルデータ放送では、ARIB（電波産業会）が定めるデータフォーマットに則った画像を利用しなければならない。この製品を使うことで、ARIB対応のデータを作成すると同時に、画像を最適化して減色することでデータ量を軽減。さらにJPEG画像がARIB規格に適合しているかをチェックする機能も備える。
　「すでに実績のあるソフトウエアだが、Inter BEEへの出展で一層の周知を図りたい」（上野氏）という。

■手軽に「ライブ壁紙」を作れるASPサービスも紹介
　また、スマートフォン向けの動く壁紙「ライブ壁紙」を作成するASPサービス「OPTPiX ライブ壁紙メーカー」も展示する。画像や素材アップロードし、Webブラウザ上の画面から設定して「作成ボタン」を押すだけでライブ壁紙が作成できる。
　放送局の番組宣伝としてのライブ壁紙の配布や、キャラクターのライブ壁紙の販売などの応用が想定される。放送局などが抱えるコンテンツを、スマートフォンに展開するといった新しい施策での利用を訴求する。
　

【ウェブテクノロジ】
本社住所：〒171-0021 東京都豊島区西池袋5-14-8　東海池袋ビル
URL：http://www.webtech.co.jp/
ICT/クロスメディア部門 /ホール6 /6206

☆関連リンク
製品情報：CrossPSD for Hybridcast
　http://www.webtech.co.jp/crosspsd/hybridcast/
会社案内：（株）ウェブテクノロジ
　http://www.webtech.co.jp/index.html
InterBEE　出展スペースのご案内
　http://www.inter-bee.com/ja/about/exhibitor_info/detail.php?exhibitor_id=1009