【Inter BEE 2014 TV】カールツァイス 「ZEISS Compact Zoom CZ.2 15-30mm T2.9」を国内初出展 1本のレンズを多様なカメラプラットフォームで利用可能
2014.11.19 UP
「ZEISS Loxia 2/50」
国内未発売「ZEISS Loxia 2/35」を参考出展
カールツァイス(本社:東京都新宿区)は、2014年11月19日(水)から21日(金)の3日間、幕張メッセにて開催したInterBEE 2014に出展、「ZEISS Compact Zoom CZ.2 15-30mm T2.9」の実機を国内初出展した。また、10月に発売を開始したSony α7シリーズカメラ用レンズ「ZEISS Loxia 2/50」と国内発売未定の「ZEISS Loxia 2/35」を参考出展した。
■ 「ZEISS Compact Zoom CZ.2 15-30mm T2.9」を国内初出展
カールツァイスは、「ZEISS Compact Zoom CZ.2 15-30mm T2.9」を国内出展した。ブースでは、「ZEISS Compact Zoom CZ.2」シリーズで発売中の28-80mmレンズ、70-200mmレンズを含め、RED社のEPIC DRAGONに装着し、実機展示を行った。「ZEISS Compact Zoom CZ.2 15-30mm T2.9」は、35mmフルサイズのイメージサークルをカバーし、ブリージングやフォーカスシフトを徹底的に排除したシネズームレンズ。IMF交換マウントシステムによりE・EF・F・MFT・PLと1本のレンズを多様なカメラプラットフォームで利用可能だ。
ブースの説明担当者は、カールツァイスの特徴について、次のようにアピールした。「弊社では「レンズは資産である」という考え方がある。(IMF交換マウントシステムにより)カメラ本体を買い換えても一度購入したレンズを交換する必要がなく、将来にわたって安全な投資になる」。また、15mmから200mmまで揃ったことで、「ドキュメンタリーからドラマまで利用して頂けるようになった」(説明員)という。「ZEISS Compact Zoom CZ.2 15-30mm T2.9」は来年4月〜5月頃に発売予定だが、すでに受注は開始している。
■ 国内未発売「ZEISS Loxia 2/35」を参考出展
ZEISS LoxiaレンズはSony α7シリーズカメラのために特別に設計されたフルサイズEマウントに対応した単焦点レンズ。回転角180°のフォーカスリング、焦点距離目盛、被写界深度目盛、絞りリングを搭載する。また、マウントアダプターを使用したオールドレンズでは不可能な焦点距離、絞り(F値)、シャッタースピードなどのExif(Exchangeable image file format)データの記録に対応する。「絞り(アイリス)を滑らかに操作できるクリック機能があり、動画撮影時には絞り時の音を無音にできるためトルクのあるスムーズな絞り操作による動画撮影が可能(説明員)」という。なお、同時に発表され日本での販売が未定になっている「ZEISS Loxia 2/35」も参考出展していた。
【カールツァイス】
本社住所:〒160-0003 東京都新宿区本塩町22番地
URL:http://www.zeiss.co.jp
出展部門/ホール/小間番号:映像・放送関連機材部門/ホール4/4512
関連URL
http://www.zeiss.co.jp
「ZEISS Loxia 2/50」
国内未発売「ZEISS Loxia 2/35」を参考出展