【ニュース】レッドディジタルジャパン 赤坂にショールーム開設 セミナー開催や技術サポートも実施
2012.7.9 UP
ショールームの様子
制作ワークショップなども行う予定
大容量バッテリー「レッドボルトXL」など日本ではまだここでしか見られない製品が並ぶ
レッドデジタルシネマの日本法人レッドディジタルジャパンは6月26日、地下鉄赤坂見附駅近くにショールームを開設した。
大容量バッテリー「レッドボルトXL」など日本ではまだここでしか見られない製品が並ぶほか、7月下旬のアドビシステムズ製「CS6」セミナーを皮切りに、各種ワークショップを開催する。今後発売する新製品の実演も行う予定。
レッドアンバサダーの宮本幸祥氏は「これまでレッドの製品に関する知識やノウハウを深める場所がなかった。セミナーなどの情報発信を行うほか、制作現場に携わるエンジニアからサポートを受けられる体制も用意した」と説明。革新性に加え、安定性が向上したレッド製品を安心して使える契機にしたいという。
■ウィンドウズOSのターンキーを発表
レッドディジタルジャパンは、製品展開をローカライズするため今春設立された。インドや中国にも法人を設立するほか、米国では東西に拠点を構えている。
日本では今年度、2012年11月の「InterBEE2012」に加え、2013年2月のスチルカメラ展示会「CP+」への出展活動を予定している。高解像度センサーやスチルカメラとしても扱いやすい筐体を特色に、「DSMC」(デジタルスチルモーションカメラ)として、映像業界以外にもファッションやグラビアを中心とした高品位写真業界への浸透を図っているためだ。
既に米国の雑誌「ヴォーグ」「GQ」などに、映画監督デビッド・フィンチャー氏による広告写真を掲載するなど訴求を始めている。
また、編集システムとしてウィンドウズ環境も強化。アドビおよびヒューレットパッカードの協業で、ワークステーション「Z820レッド版」を発表した。デュアル8コアCPUをベースに、アクセラレーションカード「レッドロケット」とSSDドライブ「レッドマグ」、CS6とNVIDIAのクアドロGPUを実装しており、すぐに活用できる。年内には6Kセンサー「レッドドラゴン」の出荷も始める。
日本における同社カメラの保有者数はレッドワンが200でエピックが100まで伸長。スカーレットも今後展開する。
【所在地】▽東京都千代田区永田町2-13-1ボッシュビル赤坂1階▽TEL:03-6206-1658
(映像新聞社 吉野和美)
ショールームの様子
制作ワークショップなども行う予定
大容量バッテリー「レッドボルトXL」など日本ではまだここでしか見られない製品が並ぶ