【Inter BEE 2013】 メイコーテック　ウインドウを無制限に表示できる業界最高クラスの「マルチビデオウォールシステム」を出展　484画面同時表示をデモ

　メイコーテックはInter BEE 2013において、ウインドウを無制限に表示することが可能な「MXD16-16／HDCP対応DVIマトリクススイッチャー」をベースにした「マルチビデオウォールシステム」（上写真）を展示した。従来に比べて低コストでマルチ大画面のソリューションを構築することが可能で交通管制や監視制御などのシステム構築に貢献する。

■ すべての機能を１つのボックスに集約
　マルチビデオウォールシステムに使われている「MVXシリーズ」は、マルチウインドウプロセッサ、マトリクススイッチャー、スキャンコンバータ、コントローラ等の機能を搭載したオールインワンのビデオコントローラである。従来はこれらのシステムを個別に接続しシステムを構築する必要があったが、この機器ではシステムすべてを「MVXシリーズ」のひとつのボックスに集約することができる。この結果「複雑なシステムを簡素化すると同時に短納期、大幅なコストダウンが実現できる」とメイコーテック横浜支部映像機器事業部次長の後藤征二氏は話す。

■484画面を同時表示するデモンストレーションを披露
　ビデオウォールのデモでは約92インチの画面に484画面を同時に表示してみせた。「監視制御などの用途では多くの場所をリアルタイムに同時に監視できるニーズが高まっている。当社の機器はこれを最大限に表示することができる優れものである。他社製品は画面表示の数には限界があるが当社製品は無制限に画面を同時表示することが可能だ」と後藤氏は話す。東日本大震災以降、重要度の増す監視・制御システムのソリューションでメイコーテックの果たす役割りは拡大を続けている。