【NEWS】IMAGICA 映像作品「LUNA」で8K HDRのポストプロを担当 渋谷公園通りスタジオで編集を実施 Quantel Rio 8Kなどを使用
2016.8.30 UP
ROBOTとIMAGICAの共同製作による8K HDR作品「LUNA」
IMAGICAは8月26日、グループ会社のROBOTが企画・演出する8K HDR オリジナルコンテンツ「LUNA」(約17分)の8K映像編集を担当したと発表した。同作品は、ROBOTとIMAGICAの共同製作で、「映像美と物語の融合」「光の映像表現」をコンセプトに、8K HDRで制作した。
ポストプロ作業は、IMAGICAが8K映像編集に特化した新拠点として7月1日にオープンしたオープンした渋谷公園通りスタジオで実施しており、9月上旬に完成予定。完成後は、国内外の映画祭など多彩な賞へのエントリーするほか、国内映像機器開発メーカーに対しデモ映像として提供する予定。
作品について、リリースで次のように紹介している「LUNAは『月の女神』という意味を持ちます。8K HDRというメディアを使って物語を描くにあたり、光の映像表現をコンテンツのテーマとして月をモチーフとして選び、映像美と物語が融合した超高精細エンタテインメントコンテンツを目指しました」。
【あらすじ】
ある秋の日。高校生の俊介は教室に見知らぬ美しい少女・梨紗がいることに気づく。自分だけが梨紗に違和感を感じる中、文化祭に向 けたクラスの準備が始まる。俊介はその日々の中で好きな天体観測を通じて梨紗と親しくなっていくが、梨紗はじつは秘密をかかえて いた。
【制作スタッフ】
脚本:平田研也氏
脚本家。2002 年 山崎貴監督作品「Returner」に共同脚本として参加。以来、映画脚本を数多く手掛け、2009年には短編アニメーション「つみきのいえ」で米アカデミー賞を受賞。近年では、グリコ BffiX1000 のアニメーション「おなか姫」や、泣けるCMと話題の「マルコメ料亭の味」シリーズの TV-CM を企画・演出。その他にも、長編映画「ボクは坊さん。」の脚本を手がけ、第 49 回ヒューストン国際映画祭で長編部門の最高賞を受賞。ROBOT所属。
演出:池田一真氏
映像ディレクター。番組ID、オープニング等のモーショングラフィックス、実写、CG、アニメなど、手法にとらわれないディレクションと柔軟な制作スタイルで様々なジャンルの映像コンテンツを制作。広告祭 ADFEST2015 FILM CLAFT部門/ブロンズ賞、2016 One Screen Film Festival Experimental 部門 Best Experimental 受賞など受賞多数。
【使用機材】
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ノンリニア編集機>
Snell Advanced Media Quantel Rio 8K + Neo Nano
Sapphire for Quantel Rio
<モニターシステム>
8K映像モニター 85型 SHARP LV-85001
4K映像モニター 30型 SONY BVM-X300
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レコーダー>
SHV P2レコーダー PANASONIC AJ-ZS0500
ROBOTとIMAGICAの共同製作による8K HDR作品「LUNA」