【Inter BEE 2012】グラスバレー 自社製品ラインアップで、撮影・インジェストから、編集、送出までのワークフローを紹介
2012.11.21 UP
メデアワークフローEEDシステム
グラスバレーは、インジェストから素材収録、編集、送出まで一貫して自社製品で連携が可能。ブースでは、そのワークフローを紹介している。
CMOSセンサーを採用した「LDX」シリーズカメラSTRATUS(メディアワークフロー)EEDシステムは、今年のIBCで発表した製品。
CCDのスミアの欠点を補う新たなチップとしてCMOSを採用。CMOSの場合、従来は、カメラ・パンの際に生じるローリングシャッターの問題を、新たにCCDのフレーム読みだし機能を追加したことにより解消している点が特徴。60pまで対応しており、感度60i、60pのいずれも同じ感度で撮影できる。
ファイルベースワークフローのコーナーでは、「EDIUS バージョン6.5」を搭載した新たなノンリニア編集ターンキーシステム「HDWS 3GS Elite」をデモ。「LT300」のノートパソコンタイプまで豊富なラインアップを紹介している。また、メディアワークフローアプリケーションフレームワークの「STRATUS」は、新たにバージョン2.0のMAMシステムを搭載。インジェストしたデータから、プロキシデータを「STRATUS」のワークフローに使い、EDIUSで編集・完パケができる。
「K2 Summit 3G」では、4チャンネルのインジェストに対応し、XD CAM 50Mbps、プロキシデータの2つのストリームを取り込み、「STRATUS」をプロキシデータをもとにロギング、プレビュー、検索エンジンとして使用。ストーリーボード編集をダイレクトにEDIUS上で反映し、送出サーバーへ送る。これらの一連の入力・インジェストからプレイアウトまでを一社の製品ラインアップで実現している。
メデアワークフローEEDシステム