【NEWS】テクノハウス FilmLight社、Omnitek社の各製品を国内販売 Inter BEE 2015でデモ
2015.10.28 UP
FilmLightのBaselight One
Omunitek社製4K/UHD信号解析アナライザー「Ultra 4K Tool Box」の画面
テクノハウスは英FilmLight社および英Omnitek社との国内代理店契約を締結、国内での製品取扱を開始する。10月27日に報道関連者向けに発表会を開催し、FilmLightのBlackboardパネルと合わせたグレーディングシステムBaselight Oneと4K/UHD信号解析アナライザー「Ultra 4K Tool Box」を紹介した。
■FilmLight社のFLIP、Daylight、Baselight取扱いへ
FilmLight社とは国内支社を通して10月16日に代理店契約を締結し、プロダクション向け製品FLIP、Daylight、Baselightシステムの国内販売展開を開始した。
FLIPはオンセットプレビュー用のイメージプロセッサで、Daylightはデイリーシステム、Baselightはグレーティング機能を持つフィニッシングシステム。
Baselightのハードウェアを含まないソフトウェアパッケージのBaselight Editionsの販売権利についても現在、追加契約を進めている。
■「FilmLight、国内市場開拓に意欲」
テクノハウスはポストプロダクションの市場を開拓する強力なツールを求めていたという。発表会場でテクノハウスの櫛引則彦代表取締役社長は「すでに取り扱っている製品と組み合わせることで付加価値が上がり、より高いレベルでお客様に活用してもらえると期待している。日本での市場拡大に対するFilmLightの意欲に応えるためにも、テクノハウスの総力を上げて精進していく」と語っている。
■Omnitek社製4K信号解析アナライザーを販売
同社はまた10月13日から正式にOmnitek社製品の取り扱いを開始している。Omunitekから新しく登場した4K/UHD信号解析アナライザー「Ultra 4K Tool Box」の販売に注力する。本システムのハードウェアは約20センチ四方のコンパクトなボックスタイプで6G-SDIまでの信号解析と信号発生、変換の機能を標準装備し、UHD対応機器の設計やシステム構築の場において、インタフェースの信頼性を確認するツールとなる。オプションでSMPTE ST2082-1に準拠した12G-SDIのI/Oアナライザーとして拡張できる。
■Inter BEE 2015でワークフローを実演
テクノハウスは「Inter BEE 2015」の同社ブースにて、FilmLight のBaselight TWO、Daylight、FLIPによるプロダクションワークフローの実演と、Omunitek Ultra 4K Tool Boxの実機を展示する予定。
FilmLightのBaselight One
Omunitek社製4K/UHD信号解析アナライザー「Ultra 4K Tool Box」の画面