【After NAB Show】共信コミュニケーションズ 4K撮影現場用光伝送システム「PROTEC LS-750/850」をデモ

2013.5.23 UP

NAB Show 2013 ソニーブースで展示された PMW-F55

 共信コミュニケーションズは、5月31日に東京・秋葉原の富士ソフト・アキバプラザで開催する「After NAB Show Tokyo 2013」において、4KカメラとRAWレコーダー、光伝送システムによる4Kローコスト光伝送システムをデモする。ソニー製 CineAlta 4Kカメラ「PMW-F55」、同RAWレコーダー「AXS-R5」、日本ビデオシステム製 4K対応 光伝送カメラシステム PROTEC「LS-750/850」(2013年7月発売予定)を用いる。
 LS-750/850は、中継・収録用の4K映像(3840/60P、4096/60P)を、3G-SDI 4回線で送り、同時にモニター用の3G/HD-SDI映像(1080/60P もしくは 1080/60i)を1回線送ることができる。 音声データ、アンシラリーデータなどを含むSDI規格の全データを伝送するので、3G/HD-SDIを出力に持つカメラならいずれにも対応する。
 5系統の 3G/HD-SDI 入力は、それぞれ独立に動作・伝送できるので、5台のHDカメラ映像をLS-7501台で伝送することも可能。
 また、1系統のリターン映像信号(3G/HD-SDI、1080/60P もしくは 1080/60i 信号)、カメラリモート制御信号、インターカム音声、ゲンロック信号なども、同時に1本の光ケーブル(SMPTE/アライブケーブル)によって伝送できる、装着するカメラに電源供給もできる。
 付属のIPネットワーク通信機能(イーサネット信号伝送機能)を用いれば、IP制御対応カメラ周辺機器に接続できる。
 光伝送カメラアダプターのLS-750は、Vマウントにより、スタカメビルドアップユニット HDS-300 や各種のカメラに装着できる。5系統の 3G/HD-SDI 入力には、すべてアクティブスルー出力が装備されている。これにより、カメラアダプタに接続されたローカルレコーダーでカメラ映像を手元で記録しつつ同じ映像の光伝送を行える。
 LS-750 から出力されるリターン映像 (3G もしくは HD)を、PROTECH高機能ビューファインダー HDF-700 に接続すれば、カメラ映像とリターン映像切り替えながらカメラ撮影をする事が出来ます。さらに、本格仕様のインカムやタリー機能も有し得ていますので、どんなカメラ・カムコーダーと組み合わせても、 実用的な中継カメラシステムを構築することが可能です。
 光伝送ベースステーションのLS-850は、3G/HD-SDI を最大5系統まで同時出力できる。3G/HD-SDI リターン信号入力、タリー、インターカム、ゲンロック、カメラリモート信号端子なども装備し、実用的な 4K カメラ中継・収録システムを構築できる。
 AC駆動に加え、フィールドでのオペレーション用にバッテリー(12Vタイプ/14.4Vタイプ)での駆動が可能。光カメラアダプターとベースステーションを光ケーブル(SMPTE/アライブケーブル)で接続することで、電源供給時に最長2kmまでの運用が可能。

【After NAB Show Tokyo 2013について】
 世界最大の放送業界のイベント「NAB Show」の出展企業約20社が参加し、NABにおける出展内容のセミナーと製品展示を行う。「The 1st After NAB Show Tokyo 2013」が、5月31日(金)、東京・秋葉原の富士ソフト「アキバプラザ」を会場に開催いたします。4月8日から11日に米・ラスベガスで開催されたNAB Showの主催団体、NAB(National Association of Broadcasters)の公認イベントとしては、日本で初の開催。
 また、ジャーナリストの石川幸宏氏、映像新聞 論説委員の杉沼浩司によるNAB Show 2013対談や、 映像制作のプロによる、映像機器・ツールに関する情報配信「MOV!」の公開イベントも開催する。MOV!では、NAB Show 2013での各社の出展状況などをもとに、映像制作の今後のトレンドを分析する。
(概要)
 名称:「The 1st After NAB Show Tokyo 2013」
 主催:NAB 日本代表事務所
 運営:一般社団法人 日本エレクトロニクスショー協会
 協賛:富士ソフト株式会社。
 参加費:無料
 事前登録サイト:http://www.jesa.or.jp/afternab/#block05
(展示会は当日参加登録も可能です。また、セッションは満席の場合、当日参加できませんので、事前登録をお勧めします)
 参加企業(23社、50音順・敬称略):アスク、アドビシステムズ、アビッドテクノロジー、ヴィレッジアイランド、HGSTジャパン、エーディテクノ、オートデスク、キャムキャスト7、キヤノンマーケティング、共信コミュニケーションズ、クローク、ジャパンマテリアル、西華デジタルイメージ、ディストーム、フォトロン、富士フイルム、ブラックマジックデザイン、平和精機工業、報映産業、マトロックス、メディアトラバース、ランサーリンク、ローランド

#interbee2019

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