【Inter BEE 2014】サンテック 高輝度白色LEDを1200個使用した出力72Wの大光量大型LEDライト「LED LG-1200S」など出展 テレビスタジオイメージした展示が好評
2015.1.16 UP
サンテックが扱う大型LEDライト
野秋氏(サンテックブースで)
テレビ局スタジオのイメージを再現したサンテックのブース
■Inter BEEに初出展 LED輸入で放送業界との取引拡大
サンテックは1975年の創業以来、プロ用写真機材販売ひと筋に取り組んでおり同社が輸入販売したの写真関連製品はスタジオ、プロ写真家などに幅広く利用されている。
サンテック営業部の野秋哲也氏は「当社はこれまでに主に写真業界を中心にビジネスを行っていたが、数年前にLEDライトを輸入し発売したことにより放送業界との取り引きが多くなってきた。そこで放送業界に広く当社取り扱い製品をアピールするために今年はじめてInter BEEに出展した。放送用のスタジオLEDライトは扱っている企業もそれほど多くはないため今回初出展となった当社製品には多くの方が関心を寄せられブースも連日熱気につつまれた」と話す。
■LED照明機材をテレビ局スタジオのイメージで展示
出展した製品は主にLED照明機材である。「LED LG-1200S」は高輝度白色LEDを1200個使用した出力72Wの大光量大型LEDライトで、メインライトに最適。従来品より照度がアップし、明るさの目安はハロゲンランプ約450W相当。一般に存在する8種類の色の再現性を表す平均演色評価数(CRI/Ra)も、従来品の79から90になり、演色性が格段に向上した。「LED照明機材は放送業界では現在のスタンダードな製品として採用が進んでいる。スタジオ照明のほかロケ現場などに持ち込んでの使用も可能で展示会では撮影現場のイメージを再現した形での展示を行った。具体的な展示で分かりやすいと評判も良かった」と野秋氏は説明する。
SPロールレフシリーズは、スタジオでの撮影はもちろん、ロケには欠かせない組立式のレフ板。2本のスプリング棒を、生地に固定された棒に差し込むだけで、簡単に生地をピンと張ることができる。手で持ったり、別売のSPグリップヘッドを使って簡単にスタンドへ取り付けることもできる。「当社は海外製品をリーズナブルな価格で輸入販売を行っている。放送業界が要求するニーズに対応しており、安価でありながら高性能な製品に引き合いも多かった」と野秋氏は語っていた。
サンテックが扱う大型LEDライト
野秋氏(サンテックブースで)
テレビ局スタジオのイメージを再現したサンテックのブース