【Inter BEE 2014】アルビクス 最大48chのSDI信号を4系統の高解像度モニターに分割出力する「マルチビューワ MV-550」を中心に同社のプレイアウトソリューションをアピール

2014.11.16 UP

マルチビューワ「MV-550」

マルチビューワ「MV-550」

アルビクス映像・音声エラー監視検出装置「VAD-816」

アルビクス映像・音声エラー監視検出装置「VAD-816」

左から川崎、本間、草間の3氏。

左から川崎、本間、草間の3氏。

 アルビクスは11月19日(水)から21日(金)までの3日間、千葉・幕張メッセで開催するInter BEE 2014に出展し、「アルビクスプレイアウトソリューション」として、同社の放送関連機器主要10品目を披露する。放送番組の制作・編集・送出などにおける利用例などを布製のバナー看板、垂れ幕方式で表示、アピールする。ブース番号は3001。
 アルビクスの本間義則社長は「当社は個々の機器もメイドインジャパンをモットーに放送業界の方々にお役にたつように開発を進めている。それ以上に、トータルソリューションとして、ニーズにあわせカスタマイズしてお届けすることを得意としている。Inter BEEでは、当社の綜合力をご覧いただくようにブースを設計した。ぜひブースに足を運んでアルビクスの技術とソリューションを体感してほしい」と話す。

■期待の新製品はマルチビューワMV-550
 Inter BEEで初出展となる新製品「マルチビューワ MV-550」は、最大48chのSDI入力信号を4系統の高解像度モニターに分割する。レイアウトが異なる12分割画面を4系統出力。入力48chは、4系統出力のどこにでも出力できる。また、1つの入力信号を複数の出力モニターに分配して表示可能。
 草間康郎取締役営業部長は製品の訴求対象について次のように話す。
 「大型映像マルチビジョンの拡大装置での実績と基礎技術をもとに開発した。放送局のマスター監視を中心に、幅広い用途で利用が可能。デジタル化で放送局のマスター監視機器も徐々に更新が進められており、今後、大きな市場が期待できる。来年3月から発売予定。主にケーブルテレビ局などの多チャンネル同時監視のニーズが高い放送局向けにソリューションを構築する」

■1台で16系統の映像・音声信号のエラーを監視可能
 映像・音声エラー監視検出装置「VAD-816」は1台で16系統の映像・音声信号のエラーを監視可能。
 営業部課長の川崎真由美氏はVAD-816の特徴を次のように話す。
 「エラー検出のスピードと正確性が大きな特徴。新製品では1台で最大16チャンネルの巡回監視を実現した。4台のSTBを赤外線リモコンで制御し、チャンネル切り替えを行い巡回監視する。監視ポイントに合わせた柔軟な構成が可能。すでに多くの放送局で導入されている」

■会期中に注目サービスを発表
 本間社長は「このほかにもInter BEE当日に発表する注目サービスも準備している。ぜひ当社ブースで近未来の放送ソリューションをご覧いだきたい」と話す。今年10月からは東京・新宿御苑駅前に東京オフィスを開設したアルビクス、新潟発メイドインジャパンの技術をさらに全国に広げていく。

【アルビクス】
本社住所:新潟県燕市吉田法花堂1974-1
URL:http://www.alvix.jp
映像・放送関連機材部門 /ホール3 /3001

マルチビューワ「MV-550」

マルチビューワ「MV-550」

アルビクス映像・音声エラー監視検出装置「VAD-816」

アルビクス映像・音声エラー監視検出装置「VAD-816」

左から川崎、本間、草間の3氏。

左から川崎、本間、草間の3氏。

#interbee2019

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