【After NAB Show 2019】エーティコミュニケーションズ SATCUBE社製超小型ブロードバンド衛星端末「Satcube Ku」 1分以内で衛星補足 AC電源にも対応 放送局に納入実績も

2019.6.5 UP

手前の卓上にあるのが超小型のブロードバンド衛星端末「Satcube Ku」

手前の卓上にあるのが超小型のブロードバンド衛星端末「Satcube Ku」

バッテリーで稼働する。衛星を捕捉するためのLEDインジケーターも見える

バッテリーで稼働する。衛星を捕捉するためのLEDインジケーターも見える

エーティコミュニケーションズのブース

エーティコミュニケーションズのブース

 衛星通信機器及び音響・映像・放送機器の輸入販売を手がけるエーティコミュニケーションズは、超小型の衛星端末をメインに展示を行った。スウェーデンのSATCUBE社のウルトラポータブルブロードバンド衛星端末「Satcube Ku」がそれで、ブース内に展示された可搬型の衛星通信用のパラボラアンテナと比べても格段に小型であることを視覚的にアピールしていた。

 Satcube Kuはノートパソコンを一回り大きくしたほどのサイズで、重さも8kgと1人での持ち運びも可能な衛星端末である。Kuバンドの衛星とデータ通信が可能で、最大20Mbpsの通信が実現できる。アンテナ部分を開くだけで特別な設置や組み立ては不要なだけでなく、1分以内に通信する衛星を捕捉できるとうたう直感的な衛星捕捉機能を備えており、緊急中継などでも速やかに利用が始められるという。バッテリーで1.5時間以上の運用が可能で、AC電源でも利用できることから利用シーンも幅広い。

 超小型で映像をやり取りできるデータレートを確保できることから、放送局から好評を得ているという。また災害対応の緊急通信など、場所を問わずに通信を求める用途に適応する。
 今後、国内の放送局等へ、本格的な導入へ向けたアプローチを開始する。エーティコミュニケーションズは、昨年のInter BEE 2018でも衛星通信アンテナを出展し、注目を浴びている。今年も、11月13日(水)から15日(金)に幕張メッセで開催するInter BEE 2019へ出展を計画しており、ブースで導入事例も含めた本格展示につなげたい考えだ。


【関連ページ】
■エーティコミュニケーションズのSatcube Kuを紹介するページ
http://www.bizsat.jp/1_news.html

■昨年のInter BEE 2018に出展したエーティコミュニケーションズの出展内容を紹介したinter BEE TVの記事
https://www.inter-bee.com/ja/magazine/creation/detail.php?magazine_id=3672

手前の卓上にあるのが超小型のブロードバンド衛星端末「Satcube Ku」

手前の卓上にあるのが超小型のブロードバンド衛星端末「Satcube Ku」

バッテリーで稼働する。衛星を捕捉するためのLEDインジケーターも見える

バッテリーで稼働する。衛星を捕捉するためのLEDインジケーターも見える

エーティコミュニケーションズのブース

エーティコミュニケーションズのブース

#interbee2019

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