【NEWS】パナソニック 業務用HD/4K対応ポータブルレコーダー、4Kコンパクト・カメラヘッドを試作 初代「POVCAM」を継承する製品としてInter BEE 2016に出展

2016.11.5 UP

業務用ポータブルレコーダーシステム「POVCAM」

業務用ポータブルレコーダーシステム「POVCAM」

 パナソニックは11月4日、業務用HD/4Kメモリーカード・ポータブルレコーダー「AG-UMR20」と専用オプションの4Kコンパクト・カメラヘッド「AG-UCK20」の試作機を開発したと発表した。2017年春の発売を予定している。小型・軽量のフリースタイル業務用ポータブルレコーダーシステム「POVCAM」として、初代POVCAMを継承した製品となる。
 2製品は、11月16日(水)から18日(金)の3日間、幕張メッセで開催するInter BEE 2016の同社ブース(映像制作/放送関連機材部門 /ホール6 /6213)で出展する。
 業務用HD/4Kメモリーカード・ポータブルレコーダー「AG-UMR20」 は、2009年に発売した業務用HDポータブルレコーダー「AG-HMR10A」の後継機種として開発。IPネットワーク連携、および専用オプションのコンパクト・カメラヘッドAG-UCK20との組み合わせにより、高画質HD映像に加え4K映像制作にも対応した。
 3G-SDI入力(23.98PsF対応)から、HD(1080/59.94p)収録が可能。また、SDXCメモリーカード対応のダブルSDメモリーカードスロットを備え、リレー記録によりノンストップの長時間記録に対応している。
 新たにLAN端子を装備しており、IP接続による外部からのリモートコントロール、ネットワークへのストリーミング出力を実現している。同社のリモートカメラシステムとの連携も可能。小型軽量(約650g)のハンディサイズでありながら、HDMI出力、マイク/ライン入力など充実した機能を搭載している。
 専用オプションのコンパクト・カメラヘッド「AG-UCK20」を使用することにより、4K(2160/29.97p)収録が可能となる。「AG-UCK20」は、広角・高倍率20倍ズーム、16軸独立色補正機能、5軸ハイブリッド画揺れ補正、赤外線撮影、NDフィルターの設定など、映像制作に応える画質と機能を装備している。
 「AG-UMR20」を、別売りの専用ケーブル(最長20m)で接続し、カメラリモート操作ができる。レックS/S・ズームの手元操作に加え、フォーカス・アイリスの手元操作も可能。

業務用ポータブルレコーダーシステム「POVCAM」

業務用ポータブルレコーダーシステム「POVCAM」

#interbee2019

  • Twetter
  • Facebook
  • Instagram
  • Youtube