【INTER BEE CONNECTED】基調講演に堀潤氏の登壇が決定〜テレビマンにできることは、まだまだある!

2018.10.18 UP

堀氏に基調講演の趣旨を説明する塚本氏

堀氏に基調講演の趣旨を説明する塚本氏

堀氏は快活に応じてくれた

堀氏は快活に応じてくれた

11月14日13時より、国際会議場2階コンベンションホールAで開催されるINTER BEE CONNECTED 基調講演「ネットとテレビの境目からテレビの未来を語る」。元フジテレビでワイズ・メディア取締役、塚本幹夫氏をモデレーターに元日本テレビで現ドワンゴの吉川圭三氏とバスキュール代表取締役社長、朴正義氏が登壇することはすでにお伝えしたが、もうひとりのパネリストとして堀潤氏も登壇することが決まった。堀氏はご存知の通り元NHKのアナウンサーだが現在は自身のメディア8bit Newsを軸にジャーナリストとしても活動し、地上波からネットまで多様なメディアにも登場している。まさに「ネットとテレビの境目」で活躍する、今回の基調講演にふさわしい人物だ。先日、モデレーターの塚本氏が堀氏を訪ねて行った打合せの模様をレポートする。
(コピーライター/メディアコンサルタント 境 治)

■一緒に働くテレビマンたちは生き生きと仕事をしている
塚本氏は基調講演の趣旨を説明し、いまの若いテレビマンたちが元気を無くし、閉塞感を持っているのではないか。彼らを勇気づけ鼓舞するようなセッションにしたいと堀氏に語った。これに対する堀氏の話は、非常に前向きなものだった。
堀氏は現在、AbemaTVでは「AbemaPrime」というニュース番組に出演している。そこで実際に現場をともにするのはテレビのスタッフだ。彼らはむしろ生き生きと仕事をしている。本体ではできないことができるし、社会通念に立ち向かうような企画も実現できるので、むしろ元気がいいくらいだと堀氏は言う。またdTVチャンネルの「NewsX」、東京の地上波ローカル局TOKYOMX「モーニングCROSS」もそれぞれテレビ制作会社のスタッフと番組を作っており、それぞれ活気にあふれているそうだ。
「持論ですが、一度生まれてきたメディアは死なない。映画やラジオが頑張っているように、テレビは形を変えて進化すると思っています」と力強く語ってくれた。

■災害報道でやるべきことはまだまだある
堀氏はさらに、災害報道での自身の活動を語ってくれた。大きな災害が起こると、堀氏は被災者からの連絡を受けつける。報道が必要そうだと判断したら、単身現地に乗り込むのだ。先日の台風24号が去ったあと、鹿児島の離島・徳之島に行くとどのメディアも報じていない大きな被害が目に飛び込む。それを自分の番組やYahoo!などで伝えると、現地に新聞やテレビ局から連絡が殺到するというのだ。既存メディアが様々な条件や事情に縛られて動けない被災地に、連絡に応じて駆けつけることでニュースの原石を世の中に提示することができる。自由闊達に動く堀氏のやり方は、若手テレビマンたちに勇気とヒントを与えるはずだと感じた。

■堀氏と、吉川氏・朴氏のコラボレーションに期待が増す!
堀氏との打合せを取材して、当日の基調講演がますます楽しみになってきた。三人の登壇者はそれぞれ経歴もフィールドもまったく違うが、前向きでエネルギッシュである点は同じだ。どんなディスカッションに発展していくか、予想がつかない分、エキサイティングになりそうだ。興味が湧いた方はぜひ、下記URLから聴講予約してもらうといい。11月14日13時、幕張メッセに集まるべし!

堀氏に基調講演の趣旨を説明する塚本氏

堀氏に基調講演の趣旨を説明する塚本氏

堀氏は快活に応じてくれた

堀氏は快活に応じてくれた

#interbee2019

  • Twetter
  • Facebook
  • Instagram
  • Youtube