【After NAB Show】エーディテクノ　95グラムの超小型軽量コンバーター２機種を出展　韓国デジタルフォーキャスト社製 マルチフォーマット対応、1080iスケーリング機能を搭載

　エーディテクノは、韓国デジタルフォーキャスト社（DigitalForecastCo.,Ltd.）製の映像／音声信号変換、分配、延長製品シリーズ「Bridge」のコンバーター２機種を５月31日に発売する。HDMI信号からSDI信号に変換するコンバーター「M_HH」とSDI信号からHDMI信号に変換するコンバーター「M_SH」の2機種。デジタルフォーキャスト社との日本国内での販売契約締結に伴い、日本での正規代理店として販売を開始する。 発売は5月31日。想定価格は各65,000円前後。
　「M_HH」、「M_SH」は、サイズが68x59.2x20ミリメートル、重量95グラムと、超小型軽量設計を実現。また、入力信号を1080iに変換するスケーラー機能を搭載している。SDIフォーマットはSD/HD/3G-SDIのマルチレートに対応し、本体に搭載したディップスイッチによりバイパス/1080iスケーリング出力機能の切り替えができる。
　入力フォーマットは、720Pや1080Pのほか、VGA、UXGAにも対応しており、PCやプロジェクター、産業・医療用機器と接続し1080iへスケーリングして出力ができる。
　入力電圧はDC5~24Vの広範囲に対応し、付属のACアダプタまたはUSB経由でさまざまな機器からの電源供給が可能。撮影・現場への持ち出し用としても適している。
　HDMI信号からSDI信号に変換するコンバーター「M_HH」は、SDI信号出力時、アナログステレオのエンベデッドオーディオに対応。本体に搭載したディップスイッチにより「HDMI/アナログステレオエンベデッド」の設定が可能。SDI出力のほか、HDMI出力端子も搭載しており、HDMIの1080iスケーラーとしても利用可能。バックヤードでの確認用モニターとの接続ができる。
　SDI信号からHDMI信号に変換するコンバーター「M_SH」は、HDMI信号へ変換するほか、SDIリクロック出力とコンポジット出力も搭載し、SDIの1080iスケーラーとしても利用可能。
　デジタルフォーキャスト社は、韓国ソウル市を拠点とする映像・音声システム製品の開発・製造メーカ−。映像信号の同期システムや映像合成システムを独自に開発、提供しているエンジニア集団によって2005年設立。韓国SBS、MBC、KBS等の放送局やスタジオ、ホール、大学、病院、公共施設への納入実績を持つ。
　ODM/OEM製品の提供や、2010年からは長年培ってきた映像音響技術を基に、映像・音声信号変換、分配、延長製品のシリーズ「Bridge」、 キーヤ、FS等の放送・映像編集用製品シリーズ「HDLive」、 放送システム向けエンコーダー製品シリーズ「Kalypso」の3つの自社ブランドを立ち上げた。現在、韓国国内に加え、アメリカ、オセアニア、東南アジア等へも販売を拡大している。


【After NAB Show Tokyo 2013について】
　世界最大の放送業界のイベント「NAB Show」の出展企業約20社が参加し、NABにおける出展内容のセミナーと製品展示を行う。「The 1st After NAB Show Tokyo 2013」が、5月31日（金）、東京・秋葉原の富士ソフト「アキバプラザ」を会場に開催いたします。4月8日から11日に米・ラスベガスで開催されたNAB Showの主催団体、NAB（National Association of Broadcasters）の公認イベントとしては、日本で初の開催。
　また、ジャーナリストの石川幸宏氏、映像新聞 論説委員の杉沼浩司によるNAB Show 2013対談や、 映像制作のプロによる、映像機器・ツールに関する情報配信「MOV!」の公開イベントも開催する。MOV!では、NAB Show 2013での各社の出展状況などをもとに、映像制作の今後のトレンドを分析する。
（概要）
　名称：「The 1st After NAB Show Tokyo 2013」
　主催：NAB 日本代表事務所
　運営：一般社団法人 日本エレクトロニクスショー協会
　協賛：富士ソフト株式会社。
　参加費：無料
　事前登録サイト：http://www.jesa.or.jp/afternab/#block05
（展示会は当日参加登録も可能です。また、セッションは満席の場合、当日参加できませんので、事前登録をお勧めします）
　参加企業（23社、50音順・敬称略）：アスク、アドビシステムズ、アビッドテクノロジー、ヴィレッジアイランド、HGSTジャパン、エーディテクノ、オートデスク、キャムキャスト７、キヤノンマーケティング、共信コミュニケーションズ、クローク、ジャパンマテリアル、西華デジタルイメージ、ディストーム、フォトロン、富士フイルム、ブラックマジックデザイン、平和精機工業、報映産業、マトロックス、メディアトラバース、ランサーリンク、ローランド