【NEWS】JFA、キリン、KDDI サッカー日本代表戦会場で8K360度VR映像をリアルタイムライブ配信 複数人VR同時視聴システムを活用
2019.6.13 UP
ロッカールームの様子などを撮影したVR映像
8K360度VR映像のリアルタイム配信イメージ
8K360度VR映像のリアルタイム配信構成図
公益財団法人日本サッカー協会(JFA)、キリンホールディングス、KDDIの3社は6月9日、宮城県のひとめぼれスタジアム宮城で開催した「キリンチャレンジカップ2019」(主催JFA)で2つのVR視聴映像を提供した。
今年3月に実施した「ARサッカー観戦」に続く取り組み。試合開始前に応援に臨むモチベーションをより高めることがねらい。
1つは、最大100名が同時にVR体験を可能とする「VR同時視聴システム」を活用し、サッカー日本代表VRドキュメンタリー映像「The Blue-勝利に向けた日本代表戦の舞台裏-」を楽しめるVR体験イベントをスタジアム外の特設ブースで実施。
ドキュメンタリー映像は、今年3月22日に開催した「キリンチャレンジカップ2019」日本代表対コロンビア代表戦の際に撮影したもの。ロッカールームの様子をはじめ、試合に臨む前のサッカー日本代表の姿や、チームバスの中、ピッチでのウォーミングアップの様子、スタジアムへの入場シーンなど選手目線での映像をHMDで体験できるもの。
2つめは、試合同日、補助競技場で開催されたイベント「JFAフットボールパーク/PKチャレンジ in 宮城」の様子を特設ブース内のモバイル型VR端末に8K360度VR映像としてライブ配信した。4Kディスプレイ(3,840×2,160ピクセル)搭載のモバイル型VR端末による、リアルタイム8K 360度映像の複数人同時視聴は世界初の取り組みとなる。
ロッカールームの様子などを撮影したVR映像
8K360度VR映像のリアルタイム配信イメージ
8K360度VR映像のリアルタイム配信構成図