【Inter BEE 2013 TV】アイ・ディー・エクス　ワイヤレスHDビデオ伝送システムCW-3をデモ　遅延2ミリ秒以下で伝送距離約50メートルを実現

　アイ・ディー・エクス（ブース6501）は、2014年3月に発売予定のワイヤレスHDビデオ伝送システム「CW-3」とカメラライト「X-10 Lite」「X-10 Lite F」を展示している。

　「CW-3」は、5GHz帯の無線周波数を使ったHD映像および音声を伝送するもので、3G-SDI、HD-SDI、SD-SDIに対応。映像伝送における遅延は2ミリ秒以下を実現した。DFS機能により屋外での使用が可能で、屋内・屋外の設定切り替えは不要だ。屋外での最大伝送距離は約50メートル。
　送信機には外付けアンテナを2本装備。送信機・受信機ともに1/4カメラネジ穴を2カ所に備えており機器への取り付けが容易にできる。付属品のマウントユニットによりアクセサリーシューおよび1/4カメラネジ穴に取り付けも可能。電源入力範囲はDC7V-DC17V（TX/RX共通）となっている。

　カメラライト「X-10 Lite」「X-10 Lite F」は、JVCとソニーのバッテリーに対応した新しいビデオライト。消費電力は約16ワット。ハロゲンランプに換算すると約50ワットの明るさになる。照度は1450ルクス。LEDは緑が出やすいという特性があるが、同製品では極限まで抑えて、きれいな光を出している。入力電圧は6V〜17Vと広く、Vマウントバッテリーのスルー電圧にも対応する。