【InterBEE 2013】フラッシュバックジャパン　4K時代にマッチした肌のしわや染みを自動除去できるスキンレタッチソフト「Beauty Box Video」を出展

　フラッシュバックジャパンはInter BEE 2013（11月13日から15日までの3日間、千葉・幕張メッセで開催）において、米Digital Anarchy社の「Beauty Box Video 3」日本語版（上写真）をデモ展示した。人物の肌のしわや染みを自動除去し、美しい肌に修正する。GPUを用いることっで4K映像でもスピーディーなレンダリングが可能ということで、高精細化映像における俳優・モデルの演出に活用できそうだ。

■ 肌のしわや染みを自動除去
　米Digital Anarchy社の「Beauty Box Video 3」は、ビデオクリップにフィルタを適用するだけで、人物の肌のしわや染みを自動除去し、美しい肌に修正するスキンレタッチソフトで、Avid、After Effects、Final Cut Pro用のプラグインとして利用する。また、日本語版は同社がポーティングを行い国内販売している。
　特徴は、肌トーンを自動解析し、髪や衣装はそのままに、肌だけをピンポインに正確な肌領域のマスクを自動生成でき、かつ新たに追加された新技術のスキンスムージング機能で、肌のしわや傷を取り除いても、大事なディテールを同時に失わずにレタッチすることができるという。また、自動化された作業をクリップ単位で行えるため、今までのようにフレーム単位で肌の修正を調整する必要がない。

■ GPU利用で4K映像もスムーズに
　この他、外部マスクを利用したレイヤーごとのスムージング適応設定やマスク仕様の調整、36種類のプリセット機能も搭載。さらに、ATIやNVIDIAのグラフィックカードをサポートしており、「GPUを使うことで4K映像でもスピーディーなレンダリングが可能」と担当の浅原善光氏は説明した。また、浅原善光氏は「別なレタッチを行うために、肌だけの領域のみをマスクできる機能のみを使う方もいる」と本ソフトを使った本来の使い方以外の利用事例もあると述べた。

　なお、現在同社ではInterBEE来場者限定でBeauty Boxディスカウントキャンペーンを行っているという。


【フラッシュバックジャパン】
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