【InterBEE2014TV】テクノハウス H.264配信対応のコンパクトスイッチャ「BrightEye NXT450」や、4K RAW対応フィールドレコーディングモニター「Odyssey7Q」出展
2014.11.25 UP
3G/4G-LTEライブ配信システム
エンコーダー/デコーダー搭載 コンパクトスイッチャー Bright Eye NXT450
エンコーダー/デコーダー搭載 コンパクトスイッチャー Bright Eye NXT450
テクノハウスは、2014年11月19日(水)から21日(金)の3日間、幕張メッセにて開催したInterBEE 2014において、今年のIBCで発表したEnsembleDesigns社のH.264エンコーダ/デコーダを搭載したコンパクトスイッチャー「BrightEye NXT450」と、4K RAWデータの記録ができるConvergentDesign社の7.7inchフィールドレコーディングモニター「Odyssey7Q」を出展した。また、今年から新しく取り扱いを始めたAVIWEST社の3G/4G-LTEライブ配信システムもデモ。トランスミッターとレシーバーに分かれ、カメラに取り付けられる。レシーバーは4台までのトランスミッターと接続可能で、レシーバーで集中管理ができ、遠隔操作も可能だ。
■ 折り返し伝送での利用を提案
今年のIBCで発表したEnsembleDesigns社のコンパクトスイッチャ「BrightEye NXT450」は、HD/SD/3G-SDIとDVB-ASIをスイッチングできるコンパクトスイッチャ。特徴は本装置も1Uサイズの1/3程度の大きさで携帯性が高いこととH.264のエンコーダとデコーダを搭載し、エンコードした映像をユニキャストやマルチキャスト、DVB-ASIでそれぞれに出力できる点だ。また、NTX450を取材先と遠隔スタジオの双方にあれば、複数台のカメラのスイッチング、2拠点間の折り返し伝送が可能になる。サポートするビットレートは1Mbps〜20Mbps。SDからHDやHDから3Gの1080pへのアップコン/ダウンコンが可能という。
ブースでは、ブースに設置したカメラからの映像をユニキャストで配信し、対向のNXT450で受けた映像をデコードしてマルチビューアに取込み、その映像をNTX450でエンコードしてユニキャストでカメラ側のNTX450に伝送する折り返し伝送のデモを行った。なお、価格はペアで102万円という。
■ SSDでの4K RAW収録が可能なフィールドレコーディングモニター「Odyssey7Q」を出展
SSDでの4K RAW収録が可能なConvergentDesign社のフィールドレコーディングモニター「Odyssey7Q」は、デジタルシネマ収録現場において必要とされる、ハイクォリティデジタルレコーダーと高品質ポータブルモニターの両側面を持つモニタリングレコーダー。7.7インチ(1280x800)有機ELパネルのモニターに、2台の高速ソリッドステートドライブ(SSD)による収録が可能。10月にリリースされた最新ファームウェアV3.10.100でK ProResの収録に対応したという。
ブースでは、パナソニックのデジタルカメラ「LUMIX DMC-GH4」に接続されたインタフェースユニットから3G-SDIを4本利用して、フィールドレコーディングモニター「Odyssey7Q」に接続し、モニターとしての利用とProRes 4K30pの録画が可能なフォールドでの撮影ソリューションのデモを行った。
レコーディングでは、オプションが用意されており、FS700 RAW、HD/2K RAW、Canon C500 RAW、ALEXA ARRI RAWがある。今回SDI4本での4K収録が可能になったことで、「これらのカメラ以外にも使えるようになった」という。なお、4K RAWは毎秒最高60フレームでCinemaDNG連番収録可能という。Canon C500との組み合わせでは、4K RAWは4096×2160、3840×2160の両方をサポート、毎秒最高60フレームのRMF連番で収録するという。
【 テクノハウス】
本社住所: 〒104-0043 東京都中央区湊2-12-11 相栄ビル
出展部門/ホール/小間番号:映像・放送関連機材部門/ホール5/5502
関連URL:http://www.technohouse.co.jp/
3G/4G-LTEライブ配信システム
エンコーダー/デコーダー搭載 コンパクトスイッチャー Bright Eye NXT450
エンコーダー/デコーダー搭載 コンパクトスイッチャー Bright Eye NXT450