【Inter BEE 2018 TV】エヌジーシー 自動バックアップLTOテープライブラリ「Quantum Scalar」、シフト管理、予約・仮予約 APSサービス「NGC RISINGC」などを出展
2018.11.22 UP
エヌジーシーは、ハードウェア・ソフトウェア・開発・保守まで映像編集システムの全工程をサポートする。今年のInter BEE2018の見どころは、「Quantum社の100Gbネットワークを使用したFCスイッチを使わないStorNext SAN」、「StorNextストレージマネージャーを使用したLTOテープライブラリ」、「1台のシステムで複数のOS・アプリケーションを起動できるマルチブートシステム」、「スタジオ予約システム RISINGC」の展示。その他、CG製品・映像管理/スタジオ管理ソリューション等を展示する。
今年は、(株)エヌジーシー主要取扱メーカーのQuantum社・CIARA社と共同で出展します。また、「タッチディスプレイ&オリジナルアプリケーション」・「ライブ配信ソリューション」・「スマートリプレイシステム」・「DAMクラウドサービス」などのサイネージソリューション・新規事業の展示。
■Quantum Saclar i3(新製品)
Quantum Scalar i3とは、StorNextストレージマネージャーを使用した自動バックアップLTOテープライブラリ。
StorNextストレージマネージャーでは、テープライブラリを使用したAutodesk Flameからのアーカイブ方法、メインストレージからのテープライブラリへのバックアップ管理のワークフローなどを展示する。
Scalar i3へ自動でバックアップすることによって、ヒューマンエラーを防ぎ、業務の効率化が可能。また、クラウド型アーカイブと比べて、中・長期的にコストを抑えることかできる。
■CIARA TITAN 380-G4(新製品)
CIARA TITAN 380-G4は、1台のシステムで複数のOS・アプリケーションを起動できるマルチブートシステムで、最新モデルの発表となる。
TITAN 380-G4は、旧モデルと比べ、CPUがXeonスケーラブル・プロセッサーにアップデートされ、速度などの性能が向上している。
マルチブートシステムは、Linux Flame 4K・Linux DaVinci 4 K・Linux Nukeなど複数のアプリケーションの構成、Linux OS・Windows OSなど、環境に柔軟な構成が可能なシステム。
最大8種類のOSを選択起動することができる。(オンライン切り替え起動ディスク4本+差し替え起動ディスク4本)
ディスク単位でブート構造が構築されているため、ブートマネージャーによる各ディスク単位での起動が可能に。
■NGC RISINGC
NGC RISINGCは、ポストプロダクション・制作会社・レンタル機材会社向けにNGCが自社開発をした、スタジオ予約システム。編集室や機材、スタッフのシフト管理に加え、クライアントからの予約・仮予約などに対応したAPSサービス。
全ての入力をブラウザ上で行うことにより、素材の持ち込み予定などを連絡事項として保存することが出来ますので、情報の共有化も簡単に行える。
また、予約したスケジュールは実績入力を行い、そのまま作業管理として伝票や報告書の作成が行えるため、スタッフの負担を減らす。
管理者は、入力したすべての履歴が残るため、スタジオの利用状況などをすぐに把握でき、経営プランや機材増設プランを立てることが容易になる。
銀行の基幹システムが配置されている最高レベルのデータセンターを利用しており、24時間の有人監視体制。
■その他出展製品一覧
高速SANストレージ 「Xcellis」
インジェンスト・トランスコーダー・MAM総合ソフト「Dalet」
8K対応VRカメラ/VRマイク
8Kソリューション
DAM
ライブ動画配信システム/スマートリプレイシステム
MTCF
(株)エヌジーシー
http://www.ngc.co.jp
映像制作/放送関連機材部門 /ホール6 /6401