【NEWS】NHK 超小型8Kカメラヘッドをアストロデザインと共同開発
2013.5.28 UP
搭載しているCMOSイメージセンサー
NHKは5月27日、アストロデザインと共同で、Cube型SHV(8Kスーパーハイビジョン)カメラヘッドを開発したと発表した。次世代のテレビ放送サービスとして、2016年の実用化試験放送の実現へ向けて進めているSHVの研究開発の一環。
イメージセンサーには、NHKが昨年2月23日に発表したSHV用フルスペック(水平7680×垂直4320画素)SHVカメラ用3300万画素のCMOSイメージセンサーを用いている。同センサーと駆動回路を幅12.5cm×高さ12.5cm×奥行き15cmの筐体に納めている。
重量は2kg(ビューファインダーなし)、撮像方式は単板カラー(ベイヤー配列)、フレームレートは60fps。センサーの対角長は、25mm。デジタルシネマの撮影で実績のある多様なレンズとの組み合わせが可能。用途としては、ロボットカメラや水中撮影などでの活用も可能。
5月30日から6月2日に開催する「技研公開2013」に出展する。
搭載しているCMOSイメージセンサー