【After NAB】ディストーム 米NewTek社スローモーションリプレイシステム「3Play 4800」を国内初展示
2013.6.6 UP
ブース出展の様子
After NAB Showで国内初出展となった「3Play 4800」
TriCasterシリーズの最上位機種「TriCaster 8000」
ディストームは5月31日、秋葉原の富士ソフト アキバプラザで開催したAfter NAB SHOW2013に出展。米NewTekが4月のNAB SHOW 2013で発表したスローモーションリプレイシステム「3Play 4800」を国内初出展した。「3Play 4800」は、2013年5月31日より販売を開始。価格は500万円。
■ マルチカメラリプレイサーバー「3Play 4800」
「3Play 4800」は、ライブスポーツプロダクションの現場で利用するマルチカメラ映像を収録しながら、スローモーション映像をリプレイ再生やハイライトリールを作成することができるリプレイシステム。複数のビデオストリーム(映像入力)をモニター上に同時に表示させながら、同期を保ったままバックアップを含めた複数の映像を複数のハードディスクへと同時収録することができる。
また、キャプチャー機能や、高品質なスローモーション、2系統の映像を同時再生させながら高度なビジュアルエフェクトを利用したライブでのリプレイスイッチング、メタデータを利用したコンテンツ管理とプレイリストの作成、さらにソーシャルメディアパブリッシング機能など、多彩な機能の数々をひとつのターンキーシステムだけで実現することができる。
収録機能も充実している。レコーディングされるファイルは、配信やポストプロダクション、アーカイブを行うために高品質なQuickTimeフォーマットで記録する。また、8系統のライブ映像の収録か4系統のライブ映像を保存先を分けて収録するかを選択するモードがあり、ハードディスクの二重化が可能。ハードディスク容量は、2TBのハードディスクを4台の計8TB。
■ TriCasterシリーズの最上位機種「TriCaster 8000」を出展
ディストームはこのほか、TriCasterシリーズの最上位機種「TriCaster 8000」を出展した。TriCaster 8000は、4Uラックマウントの筐体にスイッチャー、テロッパー、クロマキーヤー、バーチャルセット、ビデオエフェクト、デジタルディスクレコーダ、ノンリニア編集、ライブエンコーダなど映像制作に必要な機能を搭載し、1台のターンキーシステムでライブスイッチングと映像ライブ配信が可能なシステム。
ブース出展の様子
After NAB Showで国内初出展となった「3Play 4800」
TriCasterシリーズの最上位機種「TriCaster 8000」