【NEWS】パナソニック NTTぷららと共同で高臨場多拠点同時ライブビューイングのトライアルを実施
2018.10.18 UP
映像・データをNTTぷららのメディアセンターに集約。演出を加え光回線網を通じて各会場へ同時配信
パナソニック システムソリューションズ ジャパンは、NTTぷららと共同で、観客席空間映像と中継映像を組み合わせた生中継による高臨場多拠点同時ライブビューイングのトライアルを実施する。会場までの距離や会場のキャパシティの問題でスポーツや音楽ライブなどの"現地"に足を運ぶことができない場合でも、友人やファン仲間と気軽にカラオケやバーなどの会場に集まり、高臨場ライブビューイングを楽しむ環境を提供する。
■大阪で開催するJ1リーグの実践を渋谷でライブビューイング観戦
トライアルは10月20日、Panasonic Stadium Suita(市立吹田サッカースタジアム)で開催する「2018明治安田生命J1リーグ 第30節 ガンバ大阪 vs 横浜F・マリノス」(15:00キックオフ)のもようを渋谷の2カ所の会場(ビッグエコー渋谷店、VREX渋谷宮益坂店)でライブビューイングを中継する。参加者は、一般応募から当選したサポーター 計40人。"スタジアムの臨場感"と"ライブビューイングの見やすさ/楽しみ"といった、同時には味わえない利点を一度に体験できる演出の実現を目指し、さまざまな検証をする。
■観客席の映像を投影し臨場感を演出
ライブビューイングの会場(渋谷)には、試合中継映像のほか、パナソニックのデジタルカメラで撮影した観客席の空間映像を投影することで、スタジアムにいるかのような雰囲気を体感できる演出をする。試合状況に応じ、各選手の情報や加点方法(ボール保持率やシュート数など)といった試合情報をリアルタイムに表示し、データによっても楽しめるようにする(試合情報データはデータスタジアムが提供)。
■MCによる実況やプレゼント、ミニゲームなどの付加価値を追加
このほか、MCがライブビューイング会場の様子をリモートで確認しながら呼びかけを交えた実況・解説を行い、各会場とMCの間で一体感が持てるような演出で会場を盛り上げる。観戦者は試合結果を予想し、スマートフォンから投稿することで、プレゼントを獲得できるミニゲームを楽しめる。
■光回線網で複数会場へ向け多彩な演出可能に
ライブビューイング用の素材(映像やデータなど)をNTTぷららのメディアセンター(以下 センター)に集約し演出を加え、光回線網を通じて各会場へ同時配信する。センターで情報集約および映像制作・演出を一括して行うことで、今後、より多くの会場での実施や会場に応じた複数種類の演出も効率的かつ柔軟に実現する。
映像・データをNTTぷららのメディアセンターに集約。演出を加え光回線網を通じて各会場へ同時配信