【After NAB】住友電気工業 直径3.2mmの細径Thunderbolt光ケーブルを国内初出展

2013.6.6 UP

住友電気工業のブース
各種のThunderbolt ケーブルが展示された

各種のThunderbolt ケーブルが展示された

国内初出展の細径Thunderbolt光ケーブル

国内初出展の細径Thunderbolt光ケーブル

■細径Thunderbolt光ケーブルを国内初展示
 住友電気工業は5月31日、秋葉原の富士ソフト アキバプラザで開催したAfter NAB SHOW2013において、直径3.2mのThunderboltケーブルを出展した。Thunderbolt光ケーブルは2012年12月に世界初の認証を取得したもので、住友電気工業が現在、唯一の認証メーカーとなる。新製品の細径Thunderboltケーブルは、今回が日本で初出展となる。
 住友電気工業株式会社エレクトロニクス営業本部電子ワイヤー営業部電子・情報グループ主査の吉田佳氏は、同社のThunderbolt光ケーブルの特徴について次のように説明する。
 「端末コネクタ内に光電変換機能を内蔵しており、取り扱いが難しい光ファイバー技術を応用している。非常にしなやかで曲げに強く、メタルケーブルのように取扱いが簡単」

■ 断面積比を従来の42%削減
 現在発売しているケーブルの直径は4.2mmだが、断面積比で42%削減した直径4.2mmのケーブルを開発。「従来製品より細くコンパクトになったことで丸めて持ち運べるようになった」(吉田氏)という。
 住友電工では、0.3m〜3.0mのThunderboltケーブルと10m、 20m、 30mの光Thunderboltケーブルを販売している。細径版の0.3m、0.5m、1m、2mケーブルは6月に販売開始する予定。
 
■インテル NAB Showで20Gbpsのデモを実施
 Thunderboltは、米Intel社と米Apple社が共同開発した高速汎用データ伝送規格で、PC本体+最大6台のデイジーチェーンが可能で、最高で双方向10Gbpsの高速伝送を実現。今年4月に開催されたNAB Showでは、インテルが双方向20Gbpsの次世代Thunderbolt対応コントローラFalcon Ridgeのプロトタイプによる転送デモを実施している。

各種のThunderbolt ケーブルが展示された

各種のThunderbolt ケーブルが展示された

国内初出展の細径Thunderbolt光ケーブル

国内初出展の細径Thunderbolt光ケーブル

#interbee2019

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