【NEWS】ニューフォリアとスキードが報道取材向け新サービス スマホによる取材映像の高速・安定転送を提供
2014.6.17 UP
マルチデバイス用ソフトウエア開発のニューフォリアと、ファイル転送技術のスキードは業務提携し、モバイル回線上で大容量映像データを送信する放送取材現場向けシステム「タイムリーキャスト」(上写真、http://timelycast.com)を6月11日に発売した。
ニューフォリアのスマートフォンアプリ開発サービス「アプリカン」と、スキードの高速伝送プロトコル「シルバーバレット」の連携により、伝送プロトコルをスマホアプリ内部に実装。モバイル回線の通信帯域で映像を高速に安定伝送する。これにより、スマホ単体で機動的に取材し撮影、伝送できる。
利用には、スマホにクライアントアプリ「タイムリーキャスト」をインストールする。映像とコメントテキストを、シルバーバレットを介して局内システムに伝送する。
報道分野の利用はクライアントスマホが5台、同時伝送可能数を1とした場合、初期費用30万円と月額9万9000円からが必要。アプリはアンドロイドとiOS対応。 同社はタイムリーキャストを、ENGやSNGに続く「TNG(Timely News Gathering)」と位置付け、今後もスマホ利用を支援する。視聴者からの映像投稿ツールや自治体での災害現場の状況把握にも利用できるという。
今秋にはライブ中継に対応した「タイムリーキャストプロ」を発表する。
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