【NEWS】ケーブルテレビ業界共通の4K専門チャンネル「ケーブル4K」12月に開局 JDSが運営を担当
2015.10.18 UP
「ケーブル4K」のロゴ
6月に開催されたケーブル技術ショーでは、4K対応STBの3モデル(住友電工、パイオニア、パナソニック)が展示されていた。
12月の主な番組。ケーブルテレビの総接続世帯数約2,600万に対するカバー率は83%になる。
一般社団法人日本ケーブルテレビ連盟(以下JCTA)は12月1日に、ケーブルテレビ業界共通の4K専門チャンネル「ケーブル4K」を開局する。 運営は日本デジタル配信(JDS)が担当する。
「ケーブル4K」はケーブル業界初の全国統一編成による4Kコミュニティチャンネル。各地のケーブルテレビ事業者が制作した4Kコンテンツを中心に、JCTAが地域のケーブルテレビ事業者と共同制作した「けーぶるにっぽん」シリーズなど、地域の文化、地域の魅力を全国に発信する。
ケーブル4Kの放送時間は毎日6時~24時の予定。12月の主な番組には、全国のケーブルテレビ局とJCTAが共同制作する「けーぶるにっぽん」の新シリーズ「けーぶるにっぽん 技・JAPAN」より、「ふるさとの原風景 高橋まゆみ人形の世界」「仙台箪笥 ~伝統の三技一体~」のほか、日本ケーブルテレビ連盟とヒストリーチャンネルが全国のケーブルテレビ局と共に、 地元の歴史的背景のある神社・仏閣を4K映像で記録し、全国に発信していく番組シリーズ「麗しき日本の神社仏閣」より、「江戸の守り神~東京・日枝神社~」、そして石原プロモーション、チャンネル銀河、ファミリー劇場、映画・チャンネルNECOが制作する「西部警察」のロケ地を4K撮影した「西部警察 全国キャラバン!! ロケ聖地巡礼」から4話を放送する予定。
12月1日開局時の採用ケーブルテレビ事業者は、現在、39事業者となっている(総接続世帯数に対するカバー率54%相当)。 また110以上の事業者が「ケーブル4K」採用の意向を示しているという。 この数はケーブルテレビの総接続世帯数約2,600万に対するカバー率83%相当になり、新しい4K対応セットトップボックス(STB)の投入スケジュールに応じて順次、4Kチャンネルに対応していくと見られる。
「ケーブル4K」のロゴ
6月に開催されたケーブル技術ショーでは、4K対応STBの3モデル(住友電工、パイオニア、パナソニック)が展示されていた。
12月の主な番組。ケーブルテレビの総接続世帯数約2,600万に対するカバー率は83%になる。