【Inter BEE 2014】伊藤忠ケーブルシステム OTTサービス向けソリューション「Personal TV」を提案 スマートデバイスへの配信も可能に
2015.1.26 UP
Personal TVの構成図
伊藤忠ケーブルシステムのブース
伊藤忠ケーブルシステムはInterBEE Connectedに出展し、ケーブルテレビ事業者がOTTサービスに取組んでいくために必要となるツールやソリューションについて展示した。「Personal TV」と題した総合的なサービスで最新の仕組みを導入して組み立てるものだ。ケーブルテレビ事業者がすぐに導入することでVODサービスを提供することができる。映像コンテンツを管理しながら利用者に配信し、STBだけでなくスマートデバイスにも配信可能だ。ケーブルテレビ業界をサポートしてきた実績と知見をもとに、新たな流れにも対応できるソリューションを提供していくとのこと。
■OTTはケーブルテレビに欠かせない要素に
伊藤忠ケーブルシステムは、新しい放送や通信業界をひとつの重要な事業領域としてきた伊藤忠商事のグループ企業として、とくにケーブルテレビ事業者のためのサービスやソリューションを提供してその発展をサポートしてきた。ここ数年は、まさに放送と通信の融合の最前線となっているケーブルテレビに、今後必要になる新しいサービスの紹介と提供に注力しているという。
その中でもOTT配信ソリューションは、ケーブルテレビ事業者に欠かせない要素として浮上しており、伊藤忠ケーブルシステムとしても重要視しているという。
■スマートデバイスへのVOD配信も可能な「Personal TV」
今回展示したのは、「Personal TV」と題した総合的なサービスで最新の仕組みを導入して組み立てるものだ。ケーブルテレビ事業者がすぐに導入することでVODサービスを提供することができる。映像コンテンツを管理しながら利用者に配信し、STBだけでなくスマートデバイスにも配信可能だ。
 中でもビデオコンテンツ管理システムmpxという製品は、放送とVODをうまく組合せて配信することも可能な画期的なものだ。アメリカのケーブル大手であるComcastの子会社the Platform社が開発した、最新鋭のプラットフォームで、個々の事業者のニーズに合った運用ができる。
伊藤忠ケーブルシステムはこうした新しいシステムを積極的に活用することで、今後もケーブル業界の発展に寄与していきたいという。
Personal TVの構成図
伊藤忠ケーブルシステムのブース