【IBC 2013】ソニー ヨーロッパ初の4Kライブスポーツ中継衛星伝送を実施 インテルサット等とタイアップし IBC会場でパブリック・ビューイング

2013.9.26 UP

IBC 2013のソニー ブース。多くの人が関心を寄せた

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IBC 2013のソニー ブース

IBC 2013のソニー ブース

IBC 2013のインテルサット ブース

IBC 2013のインテルサット ブース

 ソニーヨーロッパは、米衛星事業者のIntelsat(インテルサット)、BTグループのBT Media and Broadcast、エリクソン、Newtec社と共同で、英ロンドンで開催したサラセンズ対グロスターのラグビーリーグ試合の中継を4Kで実施し、オランダ・アムステルダムのIBC会場でパブリックビューイングを行った。 

■F55を3台使用 エリクソン製エンコーダーで符号化
 9月15日に北ロンドンにあるサラセンズのホームスタジアム、アリアンツ・パーク(Allianz Park)で開催された、サラセンズ対グロスターのラグビーリーグ試合は、現地時間15時からソニーブースにて、84インチUHD TVと4Kシネマスクリーンに投影された。インテルサットのブースでも、ソニー製のUHD TVに同じようにディスプレイされた。
 試合が行われたスタジアムでは、3台のソニーF55で4KRAW収録を行い(上写真)、カメラに装着された光伝送用アダプターCA-4000経由で、ソースを中継車にあるソニー製4K ビジョンミクサー(スイッチャー)に送ってライブプロダクションを行った。プレイアウトソースは4系統のHD-SDI (1080p60-TS)でエリクソン製のエンコーダーAVP 2000へ転送・エンコードされ、Newtecのモジュレーター(変調器)を通り、BT Telehouse WestデータセンターからIntelsatOne地上ネットワークで、ドイツにあるテレポートまで転送された。
 そこからインテルサットの1W衛星(Ku:33MHz)にアップリンク、受信元にてNewtecのデモジュレーターを介してエリクソン製デコーダRX8200でデコードした。回線容量は最大100Mbps。映像符号化は、MPEG-4 AVC/H.264。解像度は3,840×2,160ドット、4:2:2、10ビットでフレームレートは60pという。
 放送方式はDVB-S2の32APSK。Newtecでは、変復調器に独自のクリーンチャンネル技術(CCT)を採用している。既存のDVB-S2デジタル信号伝送規格を拡張して、低ロールオフ伝送を可能にするもの。最大15%ほど衛星伝送効率を向上させられるという。

ソニー関連の写真© Sony Pro Europe

IBC 2013のソニー ブース。多くの人が関心を寄せた

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IBC 2013のソニー ブース

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IBC 2013のインテルサット ブース

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#interbee2019

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