【ニュース】テクノマックスのポストプロ部門 HDリニア編集室を増設
2010.9.24 UP
テレビ東京系列の制作技術会社テクノマックスは16日、ポストプロダクション部門であるビデオセンター(東京都港区)に新設したHDリニア編集室「HD-6」の運用を開始した。
■6室目のHD編集室に
同社にとって、ノンリニア編集室1室を含め6室目のHD編集室となる。編集技術部の山岸富則副部長は、増設の目的を「現時点でSD制作はほぼない。スケジュールの関係で外注が多くなっていた一部のレギュラー番組を、内製化するのが狙いだ」と説明する。
システムは、これまでの4室の構成を踏襲。スイッチャーは、ソニー製「MVS-8000GSF」(2.5M/E)で、編集機はプラグインエディターとした。
同時に、「運用上、より必要な機能や仕様に絞り込むことで、コンパクトに収めた」(編集技術部・小島壯介部長)という。
DVE「MVE-9000」は2chで、スーパー作成用の朋栄製「3D-VWS」は、入力と送出用各1式を設置。信号監視には、HD-SDI信号の波形表示やカラーコレクションを行えるアストロデザイン製マルチボックス「HW-7060A-A」を採用した。
システム設計、施工はソニー。内装は東通インターナショナルとエフ・デザイン設計事務所、安田テクニカルビルド。