【CES08】富士ソフト デジタルテレビ用の次世代3D EPGをデモ

2008.1.31 UP

 富士ソフトは、デジタルテレビの上で動く3Dユーザーインタフェースとして「次世代3D EPG」を出展した。現時点でデジタルテレビ向けの3Dエンジンを提供しているのは富士ソフトのみ。同社はデジタルテレビのソリューション提供会社で、そうしたソリューションの一つとして同製品を提案しているという。
 富士ソフトのシステム事業本部の渋谷氏は製品のねらいを次のように話す。「近い将来、デジタルテレビは家庭のリビングにいる人と外部からのサービスをつなげる窓口になる。そうなったとき、現在のインタフェースでは新たなサービスに対応していないため使いにくい。現状ではまだ、開発ソフトの使い勝手やハードのコストの制約などがあり、実現が難しい。そのソリューションとして、次世代3D EPGを提案している」
 富士ソフトでは、ソフトで高速に動くグラフィックス・エンジンを開発し、「次世代3D EPG」として製品化。ディスプレイの開発メーカーに提供していこうとしている。3Dによる表示機能を持っており、顧客の要望に応じてレイアウト・パターンを提案していくという。現在すでに日本のメーカーにも提案中でプロトタイプを提供しているが、量産化にはなっていないという。

#interbee2019

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