【ニュース】ソニー、HD放送やWeb配信に対応する高精細HDネットワークカメラ2機種発売
2009.8.21 UP
<<屋内・屋外対応のHDネットワークカメラ>>
ソニーは8月19日、1280×720ピクセルの高精細HD撮影をリアルタイムで伝送できる旋回型ネットワークカメラ「SNC-RH124」(屋内型)および「SNC-RH164」(屋外ハウジング一体型)を10月に発売することを発表した。
これらの新製品は、200万画素1/3型CMOSイメージセンサを搭載し、1280×720ピクセル(16:9)の高解像度映像を最大30フレーム/秒で出力する。
映像圧縮方式は、JPEG、MPEG-4、H.264から選択できるので、放送から遠隔地からのモニタリングといった幅広い用途で活用できる。
<<ONVIF対応でセキュリティ市場に>>
360度エンドレス旋回および210度のチルトに対応。従来機種に比べ、ネットワーク経由で操作できる範囲が広がり、広範囲の撮影が可能となった。専用のネットワークカメラレコーダーと組み合わせることで、複数のカメラを操作・記録できる。また、ONVIF(オープン・ネットワーク・ビデオ・インターフェース・フォーラム、http://www.onvif.org/)の定めるネットワークビデオ製品インタフェースの標準仕様に準拠し、同規格対応機器との接続が可能だ。
<<CATVのライブカメラなど番組制作にも有効>>
「動き適応型ノイズリダクション機能」や「明暗部コントラスト補正機能」といった画像補正機能やスーパーインポーズといった効果処理も搭載している。ネットワークカメラはこれまでセキュリティ用途で利用されることが多かったが、HDに対応していることで、CATV局の情報ライブカメラや動物園の観察カメラなど新しい用途を提案できるという。 SNC-RH124は10月1日発売、価格が50万4,000円(税込、希望小売価格)。SNC-RH164は10月20日発売、価格が63万円(税込、希望小売価格)。