【Inter BEE 2011 PREVIEW】ゼンハイザージャパン マイクロホン新製品「MK4」などを出展するほか、ヘッドホン製品でミニライブの演奏を「試聴・体験」できるコーナーも
2011.11.15 UP
MKH 8070
ゼンハイザージャパン(東京都港区、代表取締役社長 久保 省三)はショットガンマイクの新製品「MKH 8060/8070」、スタジオ用マイクロホン新製品「MK 4」などを展示する。またメインステージでは著名なミュージシャンを招いてミニライブを実施。HD-25-1Ⅱやイヤーモニターなどで高品質なライブ演奏を「試聴・体験」することもできる。
■ショットガンマイクの新製品「MKH 8060/8070」とスタジオ用マイクロホン新製品「MK4」
展示のメインはショットガンマイクの新製品「MKH 8060/8070」とスタジオ用マイクロホン新製品「MK4」。
MKH8060/8070は映画、テレビ業界で広く利用されているMKH 416の後継製品。MKH 8060 はコンパクトで多彩なショートタイプのガンマイク。従来のMKH 416 と比較して軽量化が図られ、ブーム操作が容易に行えるようになっている。
MKH 8070はスポーツ中継や自然音の録音に最適なロングタイプのガンマイク。すでにアメリカのスーパーボウル中継などで採用された実績がある。
MKH8060/8070ともに従来製品より性能が向上し、音源に当たるマイクポジションだけでなく、軸を外れたポジションでも自然なサウンドを収録できるのが特徴。対称型ドランスデューサー設計により、低歪率を実現している。また高出力シグナル電圧は、相互干渉の無いシグナルパスを達成する。高周波回路の成果により、全天候に対応する。
一方、MK4はゼンハイザーで初めて大型ダイヤフラムを搭載したスタジオマイクロホン。ハイエンドボーカルマイクロホン「e 965」の音響特性をもとに開発され、24金製1インチのトゥルーコンデンサーカプセルを搭載する。どの周波数においても典型的なカーディオイド型の指向特性を備えており、精細な低音域、艶のある中音域、高解像度かつ締まりのある高音域を実現する。
主にレコーディングスタジオでのプロユース向けに開発されたが、頑丈なメタルボディーとショックマウント内蔵カプセルにより、屋外でのライブ録音などにも利用できる。またコストパフォーマンスが高く、自宅録音ユーザやミュージシャンの創作活動など、幅広いニーズに対応する。
■ゼンハイザー製品で楽しむアーティストのミニライブ
メインステージでは音の「試聴・体験」コーナーを設置する。具体的にはアコースティック ・ソロ・ギタリストの松井祐貴氏、歌手のつのだ☆ひろ氏が校長を務める総合音楽専門学校「ワイルド・ミュージック・スクール」の生徒らによる30分程度のミニライブを期間中毎日数回開催する。その音響をゼンハイザーのヘッドホン「HD25-1 II」やイヤーモニターで試聴できるというものだ。
そのほか、ワイヤレスマイクロホンの「5000/2000」シリーズや「evolution G3」シリーズ、会議システムの「ADN」シリーズ、マイクアクセサリの「vdB」、風防ケースの「Rycote」なども出展。既存製品から新製品までゼンハイザーの多彩なラインアップを紹介するとともに、リアルで高品質な製品の魅力を体験してもらうブース構成となっている。
(展示ホール4、ブースNo.4408)
MKH 8070