【ニュース】ソニーの多賀城事業所が浸水一時1000人以上取り残される
2011.4.5 UP
ソニーで放送用磁気テープを唯一生産する多賀城事業所(宮城県多賀城市)は11日、地震による津波の影響で生産設備のある1階部分が浸水した。
地震当日は2階以上に1000人以上の従業員が残された。18日現在でも数十人が自宅に帰れず工場に避難している。ソニーで最も被害の大きかった事業所であり、復旧の見通しは今のところ立っていない。ソニーは「事業に与える影響は精査中」としている。
光学ディスクを製造するソニーDADCジャパン茨城工場(茨城県那珂市)も稼働しておらず、一部の社員が出社して設備の点検整備を進めている。